石田のヲモツタコト

書いてるのは 石田剛 です。

【重要】まずは「石田のヲモツタコト」の中の人と「その他の石田」の分離を読んでください。

酒気帯び運転の摘発基準が厳しすぎる可能性を調査すべき

# 207/03/31 誤字脱字をちょっと訂正
石田は酒飲んだらゼッタイに運転しない。また、現在の「酒酔い運転」(酔っ払ってるとき)の行政処分は甘すぎで、免許を取り消した上に、再免許までの期間をより長くすべきと考えている。しかし「酒気帯び運転」(ちょっと飲んでるとき)を検挙する際の、アルコール検知の基準は、もしかしたら厳しすぎるのかもしれない。

かす汁を食べた神戸市の小学校教員が、酒気帯び運転で摘発された。本人は「酒は飲んでいない」と主張しているという。

神戸市教育委員会教職員課によると、この教諭は(中略)道交法違反(酒気帯び運転)容疑で書類送検され、神戸簡裁で罰金20万円の略式命令を受けた。

略式に応じたということは刑事手続き上は飲んだことを認めたのだろうか? それとも「酒気帯び運転」の構成要件はアルコール検知だけで、実際に酒を飲んだかどうかは関係無いのだろうか?


いちおう法を調べてみた。

第六十五条  何人も、酒気を帯びて車両等を運転してはならない。
(罰則 第一項については第百十七条の二第一号、第百十七条の四第三号)

第百十七条の二  次の各号のいずれかに該当する者は、三年以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処する。
一  第六十五条(酒気帯び運転等の禁止)第一項の規定に違反して車両等を運転した者で、その運転をした場合において酒に酔つた状態(アルコールの影響により正常な運転ができないおそれがある状態をいう。以下同じ。)にあつたもの

第百十七条の四  次の各号のいずれかに該当する者は、一年以下の懲役又は三十万円以下の罰金に処する。
三  第六十五条(酒気帯び運転等の禁止)第一項の規定に違反して車両等(軽車両を除く。)を運転した者で、その運転をした場合において身体に政令で定める程度以上にアルコールを保有する状態にあつたもの

第百十七条の二第一号はいわゆる「酒酔い運転」で、この構成要件には「アルコールの影響により正常な運転ができないおそれがある状態」と明示されている。これを罰するのは当然だ。
第百十七条の四第三号はいわゆる「酒気帯び運転」で、これには「酒気を帯びて」と書いてある。これは飲酒してなくても酒気を帯びてたらダメって解釈すべきなんだろうか?
石田は奈良漬を食べたら運転しないことにしているが、かす汁でアルコール検知に引っかかるなら、市販のドリンク剤でもひっかるんじゃないかと心配だ。

ちなみに、神戸市は06年9月26日から「職員による飲酒運転は原則懲戒免職」という指針を打ち出している。だが、この教諭が摘発されたのは、その直前の 9月15日だったため、懲戒免職は免れた。本来ならば停職6ヶ月の処分が明ければ現場に復帰するはずだが、この教諭はすでに退職願を提出し、3月26日に受理されている。

この教諭がかす汁を食べただけで、飲酒はしていなかったのならとても気の毒だ。
なんとかならんものだったのだろうか?