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石田のヲモツタコト

書いてるのは 石田剛 です。

「偏向報道はしていない」という幻想

# 2007/08/11 脱字補完 無批判に受けれる → 無批判に受け入れる
# 2007/08/10 論理的 → 理論的
# 2007/08/08 誤記訂正 その他の報道機関→その報道機関
メディアに公平であって欲しいとは思う。しかし、公平なメディアが存在し得るという幻想は抱くべきでない。報道に限らず、情報を受け取る側は、常に発信者の存在を意識してそれを読み解く必要がある。いかなる情報も無批判に受け入れることはできないことを、常に意識している必要がある。報道された内容を、そのまま真実だと思い込むのはもってのほかだ。


たとえば、日本では刑事事件で警察が逮捕した被疑者の発言に関する報道は、ほとんどが警察発表をそのまま報道している。それなりに良心的な報道機関は、そこで述べる事実が「警察がこう言った」という事実であって、被疑者の発言を直接取材したものではないことを、「捜査本部によると」とかの文言で極めて簡単に述べている。けど、この一節があるにもかかわらず、報道された内容を「真実」だと思い込む読者が、石田の身近には結構いる。
また、その報道機関が直接取材した「事実」についても、読み手にとっては「その報道機関がこう言ってる」以上の情報ではない。その報道がどの程度信頼できる物かは、読み手が判断する必要がある。


実用書, ドキュメンタリー, ノンフィクション小説, 学術書, 行政による広報 など、さらには「石田のヲモツタコト」も含めて、全ての情報には書き手がいる。書き手の意思がその内容に反映されるのは当然で、これを完全に排除することは理論的に不可能だ。