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石田のヲモツタコト

書いてるのは 石田剛 です。

「日系ビジネスオンライン」のコラム「女性差別の根源はここにある」読んだ

メディア

# 2007/11/08 誤字訂正 関わらず → 拘わらず


NBonline(日経ビジネス オンライン)」のコラム読んでヲモツタコト。

 組織で女性が差別される原因は、主に「統計的差別の理論」によって説明される。女性の働く能力や意欲が男性と比べて劣っていなくても、企業が経済合理性を求めて行動すれば結果として男女差別が生じるという理論である。かつてこれは、1960年代の米国社会の黒人差別を説明する理論であった。
(中略)
 つまり、何か侮蔑的な意図があって差別しているわけではなく、会社のためを思って経済合理的に行動した結果、男女の差別的な状況が生じる。だからこの問題は、一部の人が言うように、男性上司の精神論では解決できない。

精神論で解決できないことには同意。けど、その理由には疑問を感じた。
優秀な女性の意欲を削いだ結果、企業が被る損失を考慮するのは不合理なほど、この損失は小さいと考えるべきなのだろうか?

 同じことは、学歴差別にも言える。採用担当が頼るのは過去のデータである。どの大学の出身者が貢献しているかを分析する際に、(貢献した人が出世すると考えて)役員の出身大学の人を多く採用すればいいと考える。

「貢献した人が出世すると考えて」という前提は合理的か? 大学名のブランドパワーや、学閥などの作用によって出世したという可能性を排除するのは、合理的だろうか?

社内的に群れを成すグループの絆が、差別を加速する
 現実には、さらに差別を加速する要因がある。会社は様々な人の集団で形成されており、パワーポリティックスの場である。複雑に絡み合ったいろいろなグループが毎日権力闘争をしていると考えられる。
(後略)

いわゆる「ムラ社会」的な現状が、差別を促進することを例を挙げて述べているようだ。

 そのほかに、出身校のグループがある。ネットワークが最も強いと言われるのが、慶應義塾大学の卒業生グループだ。同校出身のメーカー部長が「この大学の出身でどれだけ得したか分からない。同窓だと分かると、取引先でも優遇された」としみじみと語っていた。

これは学閥ではなくとも、それに近い作用の具体例じゃないんだろうか? まぁ、それでも「貢献した」とはいえるのかも知れんが、それで良いのだろうか? 「同窓を優遇する」という行動は、ビジネスマンとして合理的か?

 そのためにも、長期的に働く意志があることや「より難易度の高い仕事へ挑戦したい」「海外・地方への転勤も行かせてほしい」など、個としてのスタンスを上司や人事部に積極的にアピールし、理解してもらう作業は必須である。

この作業をすること自体は、石田は男女の別に拘わらず推奨する。
現状の問題点は、こういう作業を同じだけした場合に、女性が男性よりも不利な扱いを受けている可能性が高いことなのではないだろうか?

 また、女性は少数だからこそ、なおさら社内外のネットワーキングを強め、「男性族」に対抗していくことが求められる。

ムラ社会」の作用で困ってるから、こっちも「ムラ社会」の手法で対抗しようってことか?
この考えと、石田が考えている「機会均等と地位の同等」とは、一致しそうな部分は思いつかない。


参考:性別による「機会の均等」および「地位の同等」を解さない人々 - 石田のヲモツタコト


ついでに。。。
NBonline(日経ビジネス オンライン)」の、各ページの title の長さと、記事を分割した各ページの title がまったく同じなことは、ちょっとイヤだ。