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石田のヲモツタコト

書いてるのは 石田剛 です。

凶悪事件と「懐古的な意見の根拠」および「社会の対処」

世間を騒がす凶悪事件が起こるたびに、「古き良き」とか「○士道」とか「先人の精神」とかの、懐古的な意見を述べる言動を見かける気がする。いったい過去のいつごろ「おぞましい凶悪犯罪」が、現在の日本よりもずっと少ない、しかも大規模な社会を人類が手に入れていたと言うのだろうか? 石田はそういう具体例を知らない。たぶん無いんだと認識している。ぜひ、いつのどこにあった社会か、その社会で「おぞましい凶悪犯罪」が十分に少なかったと考え得る根拠を添えて、具体的に述べてほしい。*1
自己の主義主張を補強または宣伝する目的で、社会の注目を集めている特定の凶悪犯罪を安易に引き合いに出している(と石田に読み取れてしまう)物件も、しばしば見かける。そんな他人の不幸を利用するような言動は、石田は大嫌いだ。


社会は犯罪者を安易に赦すべきでない。今のところ石田は、全ての犯罪者に更生の機会があるべきとは考えていない。ただし、現在の日本の司法では、白いものを黒と判定するリスクが大きすぎるとも考えている。
十分に豊かで犯罪の少ない社会では、被害者の苦しみを和らげることと、可能な限りの損害の回復を援けることに、社会はそのリソースを惜しみなく注いで良いと、石田は考える。日本の場合はこのことに、もっと多くのリソースを割ける状態にあると、石田は考えている。

*1:「一万年前のアトランティス」とかゆーのはいらない。