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石田のヲモツタコト

書いてるのは 石田剛 です。

官邸が伝えた 安倍晋三首相 最後の記者会見 読んでヲモツタコト

言論

# 2007/09/26 読点をふたつ補った

辞意を表明した9月12日の会見の場では、在職中に内閣総理大臣が自らの体調について述べるべきではないと考え、辞任を決意した最大の要因であった体調の問題には触れなかったと説明し

内閣総理大臣が自らの体調について述べるべきではない」のはなんでなんだ? 急に体調を崩すことは、誰にでもあり得ることだ。首相が公務に耐えられないほど体調が悪いのであれば、首相臨時代理を立てるべきだ。今回は、安倍首相は入院中も含めて、首相臨時代理は立てていないはずだ。


また、官邸が伝えた上記の事情が事実ならば、安倍首相は 2007/09/12 の会見で病気のことを黙っていたのみならず、それが嘘であることを承知の上で、あたかも急な辞任のきっかけを、民主党の代表が作ったような発言をしたり、辞任が局面打開のための戦略的な判断であったかのように、意図して装ったりしたことになる。このことを、安倍首相は恥ずかしいとは感じないのだろうか?


官邸によると安倍首相は、「結果として国民の皆様に私の真意が正確に伝わらず、非常に申し訳なく思っております」と説明したとのことだが、この発言もヘンだ。安倍首相は 9/12 の会見のときには、病気のことを、意図して隠していたのだ。とすると、「国民の皆様に私の真意が正確に伝わらず」は安倍首相としては予定していた結果であり、「結果として...伝わら」なかったことを詫びるのは的外れだ。
なんですなおに「ウソついてました。ごめんなさい」と言えないんだろうか? 安倍首相は小学校で、こういう社会における基礎的な規範について、指導を受けなかったのだろうか? これができない人間が「美しい国」などと連呼するのは、「美しい日本」を冒涜する行為ですらあり得ると、石田は考える。


急な病気で仕事ができなくなることは、いつでも誰にでも起こりうる出来事だ。そのときに率直に「すいません病気なんで休ませてください」と、なかなか言えない立場で働いておられる方は、世の中に非常にたくさん居るはずだ。しかし、石田はどんな職にある方であれ、急な病気で仕事を休むのはあって当然のことと考えている。今回の出来事で、今現在「病気で休みたい」と言いにくいことに困っている方々が、よりつらい立場に立たされるような状況が生じないか、ちょっと気がかりだ。


石田からのお願いです。
安倍首相に限らずどなたでも、病気のときは休んでください。どなたにとっても、仕事より健康のほうがずっと大事なはずです。病気のときはがんばらなくてもいいんです。がんばらないでください。
また、部下や従業員が病気で休むときは、上司の方や同僚の方や雇い主の方は、その方の健康に可能な限りのご配慮をお願いいたします。