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石田のヲモツタコト

書いてるのは 石田剛 です。

「冗談」を「冗談」と明示するのは野暮だろうか

毎日新聞によると、なんか難儀な質問趣意書を出して、政府のリソースを無駄遣いした参議院議員が居るらしい。答弁書を作るにも、政府のリソースを費やす(=公費を支出する)ことを、ちょっとだけ考えるべきだ。

 政府は18日、未確認飛行物体(UFO)について「存在を確認していない」とする答弁書閣議決定した。山根隆治参院議員(民主)への答弁。UFOに関する政府の公式見解は初めてという。
(中略)
 山根氏が「近年、目撃情報が後を絶たない。我が国の安全上の観点からも、情報収集は喫緊の課題だ」とただしたのに対し、答弁書は「特段の情報収集や外国との情報交換、研究はしていない」「わが国に飛来した場合の対応も検討していない」などと、つれない回答に終始。


これが「喫緊の課題」だと考えているとしたら、その方の課題に対する優先順位をつける能力を疑うべきだ。選挙で選ばれる公職者の能力が低いのは、主にその公職者に投票した有権者と、棄権した有権者の責任だ。山根氏の webサイト「山根りゅうじBLOG|埼玉県選出 前参議院議員」によると、山根氏は埼玉選挙区選出だそうだ。当該選挙区には、もっとマシな方は居なかったのだろうか?


まぁ、公職者が難儀な言動をするのは、「2007/04/11朝 鶴川駅前で今村るか氏と話した(名刺編) - 石田のヲモツタコト」とか「」とかいろいろあるから、いまさら驚かない。
とりあえず、こういう参議院議員を雇っておくのは、公費の無駄遣いである可能性が高い。

ところで、この毎日新聞の記事の下の方で、町村信孝官房長官の発言に触れているが、この記事では町村官房長官が冗談を言ったのだということが明確には読み取れない。「対立」にかぎカッコをつけることで、ちょっとだけ含みを持たせてはいる。

ただ、町村信孝官房長官は記者会見で「個人的には絶対いると思う」と述べ、公式見解と「対立」する見方を披露した。


同様に asahi.com に載った、町村官房長官の発言を伝える記事でも、これが冗談だったことが明示されていない。やはり「異議」にかぎカッコをつけて、冗談だとわかる手がかりはちょっとだけ与えてはいる。

現在位置:asahi.com>政治>国政> 記事
(中略)
 「個人的には絶対いると思う」。UFO(未確認飛行物体)は未確認という政府の公式見解に、内閣のスポークスマンである町村官房長官が18日、「異議」を唱えた。
(中略)
 ところが、町村氏は記者会見で「政府の公式答弁は極めて紋切り型。私は個人的にはこういうものは絶対いると思っている」と反論。「そうじゃないと、ナスカ(南米ペルー)のああいうの(地上絵)、説明できないでしょ」と述べた。


これは、「書かなくても冗談だとわかるでしょ」ということなのだろうか? けど、こんな質問趣意書を提出した議員が実在するような状況では、これは冗談であることを明確に伝えるべきだったんじゃないだろうか?
ロイターと読売新聞は、明確に冗談だとわかるように伝えている。石田は、こんな質問趣意書を提出した議員が実在する現状では、こちらの伝え方の方が適切だと考えざるをえない。

現在地: ホーム > ニュース > 世界のこぼれ話 > 記事
町村官房長官、「UFOの存在信じる」
2007年 12月 19日 10:23 JST
(中略)
 町村信孝官房長官が18日、記者団に対し「未確認飛行物体(UFO)は存在する」などと力説した。政府の政策についての定例会見で述べ、記者団の笑いを誘った。
(中略)
 町村官房長官は、会見でこの件に関し政府の見解を問われ、政府としては紋切り型の答弁しかできないとした上で「個人的には(UFOが)存在すると信じる」と冗談交じりに答えた。

 町村長官は18日夕の記者会見で、「個人的には、UFOは絶対いると思っている」と述べ、記者団の笑いを誘った。その理由について、町村長官は「ナスカ(の地上絵)とか説明できないと思う」とも語った。

 一方、福田首相は同日夜、首相官邸で記者団からUFOの存在を問われると、笑みを浮かべながら、「私はまだ確認してません」と応じた。


常識的に考えて「冗談」を言っていることがわかる状況で、「冗談」を冗談だと明示しなければならないという状況は、ちょっと残念な気がする。
石田もいつか、「ユニークってのは面白いって意味じゃないですよ」と冗談で言ったら、真に受けられて困ったことがあった。その場に居た方は「ユニーク=一意性」ってのは当然の知識として共有しているはずの方だけだったので、石田は冗談で通じると思ってたが、そう思わない方もいたわけだ。なんだかなぁ。


ついでに。
トップページ - iza(イザ)産経デジタル」は、完全に冗談だとわかりえない文章で伝えている。配信元は産経新聞だったらしい。まぁ、これは「産経新聞」だから気にしないことにしとこう。石田の中では「産経新聞」は「新聞」ではなく「ネタ」にカテゴライズしてある。

 町村信孝官房長官は18日の記者会見で、UFO(未確認飛行物体)について「絶対いると思っている」と述べたうえで、「そうじゃないと、(宇宙人が描いたとの説もあるペルーの)ナスカの地上絵なんて説明できないでしょ」と力説し、“UFO信者”としての持論を展開した。

 町村信孝官房長官は18日の記者会見で、UFO(未確認飛行物体)について「絶対いると思っている」と述べたうえで、「そうじゃないと、(宇宙人が描いたとの説もあるペルーの)ナスカの地上絵なんて説明できないでしょ」と力説し、“UFO信者”としての持論を展開した。