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石田のヲモツタコト

書いてるのは 石田剛 です。

世間での消防団に対する理解は不十分かもしれない

# 2008/02/16 追記アリ


最近、都市部では消防団員のなり手が足りないそうだ。そのことについて、身近な人と会話してヲモツタコトがある。石田が考える限り、市民が消防団員にならない理由には、いくつかの段階があるようだ。


(1) そもそもなんで消防団が必要なのかわからない
人によっては「えぇーーーーっ!?」って思うかもしれないが、石田が話した相手には結構居た。消防本部*1がちゃんとあるのに、なんで市民による消防団が必要なのか、本当に知らない市民が普通に居るのだ。


確かに消防本部はとても頼りになる。社会にとって欠くことのできない重要な組織だ。けど、社会の防災や安全について「専門家を雇って任せとけば良い」っていうのは、ちょっといただけない態度だと石田は考える。もちろん専門家も雇っておおいに活躍していただきたいが、市民自身が各々できることをやるって意識も重要だ。


2008/02/16追記:
意識の問題だけでなく、実際の問題としても消防団は必要なはずだ。普段、報道で触れる火災にも、実際に消防団が出動しているのだ。
もし、消防団なしで必要な消防力を充足するなら、消防本部の規模をずっと大きくする必要がある。つまり、消防を生業にする人の数を増やすということだ。消防団が要らないと思う人は、この社会的なコストの増加を許容するだろうか?*2
他に生業を持ち、消防活動を行うこともできるいわば兼業の消防職員である消防団は、費用対効果を考えてもとても合理的な仕組みのはずだ。
:追記終わり


自分が住む地域で大規模災害があったとき、消防本部だけではとうてい消防力が足りないってことに、考えが至らないらしい人も居た。
火事になれば、必ず消防署の消防車が来てくれるもんだと、漠然と思ってるのだ。もちろん、平時の火災なら消防署の消防車が、まず間違いなく来てくれる。その点、日本に住んでいる多くの方はラッキーだ。
けど、中越震災や阪神淡路震災などの大規模災害時は、消防署だけでは消防力は足りなすぎる。そのことは、震災直後の神戸から、繰り返し報道されてたはずだが、みんな忘れちゃったのだろうか?


それから中越阪神・淡路などの震災は、テレビの中の出来事で、自分がそのような目に遭うとは思っていない人達も、実際に居るのだ。これにはさすがにどんよりする。


(2) 消防団が何してるのか知らない
こういう人も普通に居た。ポンプ車に乗って火事場で火を消してる人たちの中に、消防署に勤務する消防本部の方とは別に、消防団も居ることを知らないのだ。


(3) 自分が団員として適しているのかわからない
社会にとって消防団が必要で、誰かが団員になる必要があることまではわかっている。けど、消防団の方で自分のような人間を期待しているか、不安に感じている人も居る。


ってゆーか、じつわこないだまで石田自身がそうだったのだ。
石田は、よそから最近町田に引っ越してきた者だ。そんで、昼間は都心で働いてるから、昼間の火災出動にはまず役に立たない。地域の知り合いも少ないし、少なくとも現時点では地域の地形や、事情を熟知してはいない。そういう石田が、消防団に入って迷惑じゃないか、本気で心配していたのだ。
けど、消防団の方では石田のことは大歓迎で迎え入れてくれた。とても良かった。


***


そもそも社会の安全を、社会を構成する市民自らが守ろうという意識が無い場合がある気もした。社会が、個々の市民の集合であり、個々の市民自身が社会の構成要素であることを、もっと多くの方が理解する必要がある。


とゆーわけで、消防団に入れおまえら。


補足:
もちろん、仕事や家庭の事情でムリとかゆー方は無理に入らなくていーです。消防団なんて、事情が許して、かつやりたい人がやれば良いんだと石田は考えています。だから単に「やりたくない」方も、無理にやらなくていーです。


参考:http://www.fdma.go.jp/syobodan/campaign/join/index.htm

*1:消防署で働いてるプロの消防官の組織のこと。

*2:じつわ許容するのかもしれん。自分がどれだけ税金払ってるかすら知らん人も居るからな。。。