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石田のヲモツタコト

書いてるのは 石田剛 です。

「緑の東京募金」の話読んでヲモツタコト

三遊亭らん丈市議のブログによると、東京都が五輪招致がらみで募金活動をしているそうだ。

 官僚という方々は、民間では思いも寄らないことを考え付くようでして、最近ではたとえば、2月2日に、東京都の職員約千人が、「緑の東京募金」と書かれた幟を手に募金活動に参加したのです。

 それは、東京都が2016年五輪招致に向け、10年間でサッカー場1500面分の緑地を増やす計画をたて、植樹などの費用を募金でまかなうための、8億円の目標達成を目指したPR活動だというのです。

 とんでもないのは、その際、職員はお揃いの緑のジャンパーを着込んだというのですが、そのジャンパー代約900円は当然税金であり、なおかつ、2日は土曜日だったために、休日出張費として一人『千円単位のお金が出る』というのです。

 さすがに、その休日出張費は石原都知事がやめさせたそうですが、ジャンパー代は公費です。

 ひとり一着900円で千人ですから、合計約90万円。対して、この日に集まった募金は38万円だったそうです。


この緑のジャンパーは、この日一回きりしか使う見込みが無いのだろうか?
募金活動は今後も続けるのだろうから、このジャンパーも今後使う機会はありそうな気がする。これが間違ってなければ、繰り返し使用できるジャンパーの購入費と、この日に集まった金額を比較するのは、比較対象が妥当でない。


それより、集まった都職員の方が自発的な意思で参加しているのかが、気がかりだ。実は業務命令として「動員」されていたり、明示的な命令は無く「断れない空気」に迎合して参加しているのだとしたら、職員の方にはお気の毒な限りだ。


ちなみに石田自身は、五輪招致は好ましく思っていない。
五輪招致とは無関係に、緑地を増やすことは歓迎だ。けど、その緑地を増やす事業の主体が東京都であるならば、その費用は募金ではなく公費でまかなうべきと考える。


募金を使う動機としては、ただ「カネを集める」だけでなく、市民を啓蒙するための広報としての意味も、あるのかもしれない。けど、石田はそもそも「募金」などというものを不要にすることも、選良の重要な仕事のひとつだと考えている。この考えからすると、都職員の方には「募金」活動はあまりして欲しくない。