読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

石田のヲモツタコト

書いてるのは 石田剛 です。

「患者様」ってどうよ

最近、「患者様」って言葉を目にするようになった。いつ頃から使われてるのかとか、だれが使い出したのかとかはよくわからんが、以前はそんな言葉は使わなかった気がする。*1


自分が医者にかかったときのことを思い出すと、石田や石田の家族が「患者様」と呼ばれた記憶はない。診療所や病院や薬局では、ふつう名前に「さん」付けで呼ばれてる気がする。石田はとしてはこれでなんの不満も無い。
石田が「患者様」という言葉を見かけるのは主に、市議会の会議録や市議会議員のブログなどのようだ。これらの場合は、不特定多数の患者を指す言葉として、「患者様」という言葉が使われているようだ。


この「患者様」って言葉を使う理由としては、医療もサービス業としての面を持っているという意識が、たぶんあるのだろう。
確かに医療にはサービス業としての面があると石田も考える。特に、入院している患者にとって、病院は生活の場でもあるから、より快適であることが望ましい。しかし同時に、医療の本質はサービス業としての面ではなく、社会保障システムとしての面にあると、石田は考えている。


社会保障システムとしての医療を患者が利用するということは、社会全体で維持しているシステムを、使わせてもらうということだ。多くの場合、費用の一部は患者(またはその親)が自己負担するものの、その一部を除く大部分は、大勢でお金を出し合って維持している健康保険から支出している。
この状況では、サービス業を利用する「お客様」という意識は、石田はあまり感じない。


どうも「患者様」という言葉はうまくない気がする。
とりあえず不特定多数の患者を指す言葉は「患者」で良いと、石田は考えている。丁寧に言いたいなら、「患者さん」とか「患者の方」とか「患者の皆さん」で良いと考える。


こんなことが気になるのは、石田が日本語の変化が気に障る年寄りになりかけてるだけなのだろうか? そうだったら、ちょっとイヤだな。

*1:「患者様」についてちょっとググったら、こんなのが見つかった。ここに書いてあることが事実なら、ずいぶん前からあった言葉らしいが、石田は最近まで気付かなかった。
参考:伊関友伸のブログ