石田のヲモツタコト

書いてるのは 石田剛 です。

【重要】まずは「石田のヲモツタコト」の中の人と「その他の石田」の分離を読んでください。

子どもの的確な発言を『それは違う』と言下に否定する小学校教員

 昨日公開した『個人情報を PTA に提供する際の同意について - 石田のヲモツタコト』で「公開すべきか考え中」って書いたお手紙は、公開することにした。公開するにあたって、公開すべきでない人名をひとつ伏せた。強調と脚注は、すべて公開するにあたって補ったもの。

 この手紙について、取り次ぎをお願いした先生からは、 2014年10月20日 に『渡した』旨の応答があった。校長からは、『読んだ』とも『読まない』とも、まったく応答が無い。*1

村上校長先生


 お世話になっております。
 3年2組 息子2 の父の剛です。以下、剛の一人称は、石田で通します。


 2014年9月4日 3年2組*2 の授業参観で、ちょっとマズいことに気付きましたので、お伝えします。このようなこと、まずは松田先生にお伝えすべきことでしょうが、松田先生の上司に当たる方にも知っていてほしいことでありますし、かつ松田先生(と髙澤先生)はこういう指摘に真摯に向き合わないことが既知*3*4ですので、村上先生にお伝えすることにしました。


 石田が参観した授業で松田先生は、なんとか、より多くの子どもに発言させようと、懸命に取り組んでおられました。しかし、せっかく子どもがした発言を、上手く取り上げられるだけの余裕が無さそうな様子だったのが、気になりました。


 その様子を見ていると、予め先生が期待している発言を取り上げるのみで、それに沿わない発言は板書もせず、ただ聞き流しているように、石田には見えました。そればかりか、ある子ども(息子2 ではない)の発言について、言下に「それは違う」と言い返してしまうことまでありました。とても、残念に思いました。石田は、その子どもの発言は、面白いし鋭いと感じたので、なおさら残念でした。


 せめて、他の場合と同じように、聞き流してくれればまだマシだったとさえ思います。積極的に挙手して、幸運にも先生に指名してもらえて、自分の考えを述べた、その子どもの主体的な行動は、ずいぶんひどい仕打ちで報われてしまったと、石田は考えています。



 松田先生は「ふだん、みんなの安全のために働いている人たちには、どんな仕事をしてる人たちがいますか」と問いかけました。先生が期待していた『模範解答』は「警察」とか「消防」でした。しかし、その子は「自衛隊」と発言しました。そうしたら、松田先生は「それは違う。自衛隊は戦争や災害が起こってから仕事するだけで、普段から安全を守るための仕事をしているわけじゃない」といった応答をしました。


 松田先生が、自衛隊の仕事について、大きな勘違いをしていることは、やむを得ないと思うのです。自衛隊が、災害派遣や―ぜひとも、無いようにしたいことですが―防衛出動の必要が生じた際に、直ちに出動するために、普段から訓練だけでなく、装備品の点検や整備、燃料や潤滑油や消耗品などの維持または交換など、たくさんの仕事をしていること。そういう準備が常に整っていることが―やや残念なことではあるものの―戦争を起こさないために重要であること。そして、それが私達の安全のために、極めて重要であることは、知らない人は知らないことです。ちょっと考えればわかることではありますが、考えてみたこともない方はたくさんいらっしゃるでしょう。忙しい小学校の先生が、そういうことを知らなくて、考えたこともないことは、無理もないことです。


 しかし、それでも「それは違う」なんて言う必要は無かったと、石田は考えます。自衛隊の仕事について松田先生が理解していなかったとしても、「自衛隊」と板書して、「どうしてそう思う」と子どもに訊ねることはできますし、ぜひそうするべきです。その子どもが理由を述べることができれば、それも板書すべきかもしれませんが、それは必須ではありません。そして、そのくらいで「自衛隊」の話は終わりにするくらいが、ちょうど良いと考えます。


 自分の発言を言下に否定された子どもは、せっかく発言したのに、ずいぶん残念な思いをしたでしょう。石田がその子どもの立場だったら、かなりガッカリしただろうと思います。もしかしたら、「もう、授業中に発言するのはやめよう」とさえ、思うかもしれません。



 ただし、授業の流れを「警察と消防」に誘導して、その話を始めることは、まったく問題無いことであり、ぜひそうすべきです。念のため。



 以下、余談です。


 小学校高学年くらいの石田だったら、「この先生、バカだな」とも思ったかもしれません。まあ、 小3 のころの石田がそう思ったという、はっきりした記憶は無いのですが、小学校高学年から中学校くらいにかけては、「この先生、バカだな」と思ったことは複数回あります。そういうとき、「先生、ばっかじゃねぇの」と言うほど、石田はやんちゃではありませんでした。けど、挙手して淡々と誤りを指摘する『かなりイヤな子ども』でした。



 さらについでに、石田がよく読みに行く blog にこんなのがあります。とても参考になることが、たくさん書いてありますので、ご紹介いたします。


 教育の窓・ある退職校長の想い
 http://blog.livedoor.jp/rve83253/


 石田のブログの右のハシラの下の方、本の紹介画像が続くところの下に、上記の blog へのリンクもあります。


 石田は、ここにコメントなど、書かせていただいたりもしています。最近のには、こんなのがあります。
 http://blog.livedoor.jp/rve83253/archives/1811526.html#comments
 http://blog.livedoor.jp/rve83253/archives/1429411.html#comments


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石田剛 IshidaTsuyoshi

*1:このエントリを公開した時には、ここに「しかしそれは、子どもが応答の手紙をなくすなどしたのかもしれない」と書いておいたが、それは削った。確かに、応答していなかったそうだ。そして、2014年12月1日に、口頭で「読んだ」旨の応答をもらった。

*2:特定しておく。町田市立鶴川第一小学校の 3年2組 だ。

*3:この 2人 の教員について、こう判断した理由は、まだ公開してないな。公開すべきかどうか、ちょっと考えよう。けど、髙澤副校長については、下記の blogエントリ を読めば、だいたい事情はわかるだろう。

学校は ダメな手紙 の配布には応じるべきでない - 石田のヲモツタコト
「プライバシー」ってなんだっけ? - 石田のヲモツタコト
なぜ『いくつ分×ひとつ分』を誤答と判定すべきなのか - 石田のヲモツタコト

*4:村上校長あての 3通 の手紙に、なんの応答も無いところを見ると、村上校長も「真摯に向き合わないことが既知」と判断すべきかもしれない。まあ、そうする前に、子どもが応答の手紙をなくしたわけではないことを確認すべきだな。

追記:
『子どもが応答の手紙をなくしたわけではないことを確認』した。確かに回答していなかったそうだ。
see:
「blog に公開するから回答しない」はダメだ - 石田のヲモツタコト