石田のヲモツタコト

書いてるのは 石田剛 です。

「blog に公開するから回答しない」はダメだ

 先に報じた、石田が小学校*1に宛てたお手紙に、『読んだ』とも『読まない』とも応答が無い件*2について、副校長*3から口頭で「回答すると blog に公開するから、文書では回答しない」*4とお話があった。


 この副校長の主張は、ものすごくダメだと石田は考える。以下、どうダメか述べる。


 1. それは端的に嘘だ

 現に、石田から学校に宛てた手紙で、「頂いた回答は石田が任意に公開します」と書いていた物に、この副校長から手紙で回答をもらっている例がある。「この回答をしたのは誤りだったから是正した」といったお話は、今のところもらっていない。
教師の裁量, 学校と親の対話, もしかしたら掛算話の続き - 石田のヲモツタコト

 この回答をしたときとは、事情が変わったとか気が変わったということはあり得るし、それはあっても構わないことだ。しかし、それならば何がどう変わったのか明らかにすべきだ。


 2. 学校が石田の自由を制限しようとしている

 石田は、社会の公器である小学校で、ダメなことが起こっていれば、それを世間に公にして問題提起すべきと考えている*5。その際には、公にすることによる得失を考慮し、誰かの権利や自由を不当に侵害しないか、よく考えてそうしている。

 現代の文明社会においては、石田にはそうする自由がある。そこで、学校が「公開するから回答しない(公開しないなら回答する用意がある)」などと述べるのは、つまり学校が石田の自由を制限しようとしているということだ。これは、法的にも道義的にも、ものすごくダメだ。

 子どもらに他者の権利と自由を尊重することの大切さを教えるべき学校が、このようなことをするべきではない。


 3. 学校は公開できないような回答をすべきでない

 学校からの回答には、特定の児童や保護者の方のプライバシーに関わる記述を含むこともあり得る。石田は、そういう物を公開しないこと、現に実践している。ただし、誰かの権利や自由を守るためであれば、誰かのプライバシーに関わることにも触れる必要がある場合はある。そういう場合は、その守るべき権利と自由とプライバシーについてよく考えて、「それでも公開すべき」と判断した場合だけ、石田は公開している。その際は、プライバシーに関わる記述が最小限度になるようにしているし、特にセンシティブな情報については、そういう秘密があること自体が明らかにならないよう、厳に注意している。

 この石田の判断や、記述の制限が不適切であれば、それは言論で批判すべきであり、石田はそういうご批判をありがたく傾聴している。*6

 そういうプライバシーに関わる事情とは別に、公開できない事情を抱えた回答を学校がしようとしているのであれば、そのような回答はすべきでない。


 ◆


 『読んだ』旨の応答が無いことについては、石田から副校長に「『読んだ』と応答するだけであれば、電話でも連絡ノートでも済んだ。それすらしないのはなぜか?」と訊ねたところ、思いもよらぬ回答があった。石田が、過去に手紙や連絡ノートで伝えた内容を読んで、学校が石田に電話や連絡ノートで通信することを、石田が禁じたと理解していたそうだ。

 そのようなことを石田は、手紙にも連絡ノートにも書いていない。校長と副校長が、なにを読んでそう誤解したのか訊き出して、その当該箇所を一緒に読み返した。そのとき石田は、その手紙と連絡ノートを持参していたので、確認は容易だった。確かにそのようなことは書いていないことを、 3人 で確認した。

 なにより、これまでずっと、担任の先生方とは電話でも連絡ノートでも、日常的に通信していた。そういう事実があるのに、「それはダメなんだと思ってた」なんて話を真顔でする人間が、本心からそう言っていると石田は理解すべきだろうか。石田は、この副校長は、嘘をつくことになんの良心の呵責も感じない方なのだと、理解せざるを得ない。*7

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石田剛 IshidaTsuyoshi


参考:
「石田のヲモツタコト」への苦情・お問い合せは石田へお願いします

*1:特定しておく。町田市立鶴川第一小学校だ。

*2:see:
『このお話を、各学級に下ろしてください』 - 石田のヲモツタコト
個人情報を PTA に提供する際の同意について - 石田のヲモツタコト
子どもの的確な発言を『それは違う』と言下に否定する小学校教員 - 石田のヲモツタコト

*3:2013年度の期初から現在(2014年12月)まで、この小学校の副校長の職にある方。

*4:実際には、会って話しても回答は得られなかった。その顛末は、たぶんまたこんど書く。

*5:ただし、公にしないで解決するのが望ましいことは当然にあって、実際にそうしている例も複数ある。それから、石田は公にしないで解決する努力を尽くしてから、公にするようにしている。これは、世の中全体の利益を考えれば、解決できた場合も公にするべきかもしれない。そのことは石田は『考え中』であって、これからもずっと考え続け、必要になるたびに都度判断することになるのだろう。

*6:それは、本当に石田にとって『とてもありがたいこと』なので、どなたでもご意見をお待ちしております。石田はそれを傾聴する態度で読みます。それで、石田の誤りに気づく事ができれば、それは石田にとって大きな得になることです。ただし、傾聴する態度で読んだ結果、同意できない場合は当然にあり得ます。そのご意見に反論する場合もあり得ます。そうすることは、文明の営みの一部である言論において、重要な事なのだと石田は考えています。

ただし、意味不明な発言をしつこく繰り返す方などについては、コメントの書き込みを制限する場合があります。現に、マルチハンドルで意味不明なコメントを繰り返していた方おひとりについて、コメントを書き込めない処置をしています。

*7:生まれつき、まったく平気で嘘をつくことができる子どもはたぶん居る。その子は『悪い子』じゃない。そういう子どもはおとなになる前に、『嘘をつかない練習』をしっかりしてその悪癖をできるだけ直すべきであり、併せて『嘘をついてると損する』ことを学び、理解すべきなのだと、石田は考えている。