石田のヲモツタコト

書いてるのは 石田剛 です。

【重要】まずは「石田のヲモツタコト」の中の人と「その他の石田」の分離を読んでください。

校長からの回答と母語の獲得可能性とか

 先に石田が公開した blogエントリ に書いた、下記の件を(たぶん)これから何回かに分けて書く。

『ボランティア』を『条件付きでお休み』できるってどういうこと? - 石田のヲモツタコト

 この文書が、かえって保護者の方々を PTA から遠ざけるであろうことや、「ボランティアについて子どもらにどう教えるべきか」といったことについて、上に書いた校長あての e-mail でいくつかお訊ねして、校長からの回答を得ている。たぶん、近いうちにこの blog に書くだろう。

 
 
 この件の最初の e-mail 全文がこれ。 *1

石田発, 校長あて, 2017年3月10日送信

下記の質問に、個別かつ明示的に回答願います。できるだけ 2017年3月16日までにお願いします。
まずは質問に答えて、補足することがあればその後に書いてください。


Q1: 学校で、この文書が配布された事実はありますか。
文書: 2017年3月7日付 鶴川第一小学校PTA会長発 PTA各位宛 「お休み制度」の表の見方について


Q2: 学校として、上記文書の配布に、わずかでも協力ーー例えば担任の先生が子どもらに配るとか、PTA会員がこれを配布することを知りつつ妨げなかったなどーーしましたか。


Q3: 『上記文書は「PTA活動 に興味はあったけどやる機会が無かった方」が、やってみる機会を得る効果は期待できない』との意見に同意しますか。


Q4: 『上記文書は「PTA活動をやりたくない方」「やりたいが難しい方」にとって、やらざるを得ない空気を醸成する効果が高い』との意見に同意しますか。


Q5: 『PTAの 役員, 委員, 係 の類は、ボランティアである』という事実を校長は認識していますか。


Q6:『ボランティアとは、自発的な意思に基づいてすすべきことであり、「お休み制度」や、それが適用される条件などはあるべきでない』との意見に同意しますか。


Q7: 〇〇教諭*2は、2014年度末の保護者会で「子どもには『よそはよそ、うちはうち』ということも教えてください」と、保護者会の出席者に訴えました。これは適切ですか。*3


Q8: 『各家庭の事情は様々であり、 PTA の 役員, 委員, 係 を引き受けることの難しさも、各家庭によって大きく異なる』という事実を校長は認識していますか。


Q9:『子どもらに「ボランティア」は、他人に押し付けることではないと教えるべきだ』との意見に同意しますか。


Q10: このような非常識かつ破廉恥な文書を配布する団体に、学校施設の一部を占有させるなどの特権を校長が与えていることは、妥当だとお考えですか。


石田剛

 
 
 校長からは 同月15日 に下記の通り回答があった。

校長発, 石田あて, 2017年3月15日送信

Q1: 学校で、この文書が配布された事実はありますか。
文書: 2017年3月7日付 鶴川第一小学校PTA会長発 PTA各位宛 「お休み制度」の表の見方について
A1:配布しました。


Q2: 学校として、上記文書の配布に、わずかでも協力ーー例えば担任の先生が子どもらに配るとか、PTA会員がこれを配布することを知りつつ妨げなかったなどーーしましたか。
A2:学校とPTAは協力関係にあるので、協力します。


Q3: 『上記文書は「PTA活動 に興味はあったけどやる機会が無かった方」が、やってみる機会を得る効果は期待できない』との意見に同意しますか。
A3: 文書のどこに書かれているのでしょうか? 私としては、学校にたくさんの方が関わってほしいと願っています。


Q4: 『上記文書は「PTA活動をやりたくない方」「やりたいが難しい方」にとって、やらざるを得ない空気を醸成する効果が高い』との意見に同意しますか。
A4: 文書のどこに書かれているのでしょうか? 私としては、たくさん方ができる範囲で、学校に協力してくれることを望んでいます。


Q5: 『PTAの 役員, 委員, 係 の類は、ボランティアである』という事実を校長は認識していますか。
A5: 認識しています。


Q6:『ボランティアとは、自発的な意思に基づいてすすべきことであり、「お休み制度」や、それが適用される条件などはあるべきでない』との意見に同意しますか。
A6: PTAは、各学校のPTA規約に基づいて運用されています。 私は、学校に協力してくれる方に協力します。


Q7: 〇〇教諭は、2014年度末の保護者会で「子どもには『よそはよそ、うちはうち』ということも教えてください」と、保護者会の出席者に訴えました。これは適切ですか。
A7:誠に申し訳ありませんが、私には当時の状況がよくわかりません。石田さんに不快な思いをさせた事実については、私が謝罪します。


Q8: 『各家庭の事情は様々であり、 PTA の 役員, 委員, 係 を引き受けることの難しさも、各家庭によって大きく異なる』という事実を校長は認識していますか。
A8: 認識しています。 新学期に配られる「2017度希望調査書」には、「どうしても、どうしてもできない理由があるのです。」という選択肢が  用意されています(もちろん、理由を書く必要は明記されていません)。


Q9:『子どもらに「ボランティア」は、他人に押し付けることではないと教えるべきだ』との意見に同意しますか。
A9: 「強制、義務にボランティアの花は咲かない」と言われています。ボランティアは強制や義務ではありません。 私はボランティアの気持ちを育てることは大事だと思います。


Q10: このような非常識かつ破廉恥な文書を配布する団体に、学校施設の一部を占有させるなどの特権を校長が与えていることは、妥当だとお考えですか。
A10: 学校教育法第137条で、「学校教育上支障のない限り、学校には、社会教育に関する施設を附置し、又は学校の施設を社会教育その他公共のために利用させることができる。」学校のPTA室を無償で確保でき、学校設備と活動に使用できることが書かれています。


鶴川第一小学校 中村 雄一*4

 
 
 この回答を受けて、石田からこう返信した。

石田発, 校長あて, 2017年3月15日

回答ありがとうございます。
しかし、一部のお訊ねに回答をいただいていません。予めお伝えした期限までに回答してください。回答しないなら「回答しない」と明示してください。

Q3: 『上記文書は「PTA活動 に興味はあったけどやる機会が無かった方」が、やってみる機会を得る効果は期待できない』との意見に同意しますか。
A3: 文書のどこに書かれているのでしょうか? 私としては、学校にたくさんの方が関わってほしいと願っています。

同意するか否か、回答してください。

Q4: 『上記文書は「PTA活動をやりたくない方,」「やりたいが難しい方」にとって、やらざるを得ない空気を醸成する効果が高い』との意見に同意しますか。
A4: 文書のどこに書かれているのでしょうか? 私としては、たくさん方ができる範囲で、学校に協力してくれることを望んでいます。

同意するか否か、回答してください。

Q6:『ボランティアとは、自発的な意思に基づいてすすべきことであり、「お休み制度」や、それが適用される条件などはあるべきでない』との意見に同意しますか。
A6: PTAは、各学校のPTA規約に基づいて運用されています。 私は、学校に協力してくれる方に協力します。

同意するか否か、回答してください。

Q7: 〇〇教諭は、2014年度末の保護者会で「子どもには『よそはよそ、うちはうち』ということも教えてください」と、保護者会の出席者に訴えました。これは適切ですか。
A7:誠に申し訳ありませんが、私には当時の状況がよくわかりません。石田さんに不快な思いをさせた事実については、私が謝罪します。

この訴えが適切かどうか、回答してください。
石田はこの件で不快な思いなどしていないし、したと述べたこともありません。

Q9:『子どもらに「ボランティア」は、他人に押し付けることではないと教えるべきだ』との意見に同意しますか。
A9: 「強制、義務にボランティアの花は咲かない」と言われています。ボランティアは強制や義務ではありません。 私はボランティアの気持ちを育てることは大事だと思います。

同意するか否か、回答してください。

Q10: このような非常識かつ破廉恥な文書を配布する団体に、学校施設の一部を占有させるなどの特権を校長が与えていることは、妥当だとお考えですか。
A10: 学校教育法第137条で、「学校教育上支障のない限り、学校には、社会教育に関する施設を附置し、又は学校の施設を社会教育その他公共のために利用させることができる。」学校のPTA室を無償で確保でき、学校設備と活動に使用できることが書かれています。

適法か否かではなく、妥当か否か、校長のお考えを述べてください。


石田剛

 校長には質問に答える意思が無いのか、それとも誠実に答えようとしたにも関わらず、こうなってしまったのか、石田にはわからない。

 石田は、わざわざ予め「まずは質問に答えて、補足することがあればその後に書いてください」とお願いしておいたのだが、それは無視されたということだろうか。石田がお願いした通りにしないのであれば、せめて「そのようにはしません」などと一言述べてほしかった。それとも、校長としてはこれで回答したつもりなのだろうか。

 小学校の先生の、極めて重要な仕事のひとつは、子どもらが母語を獲得することを援助することのはずなのだが、こんな方が校長を務めているのは甚だ心もとないことだ。
 
 
 上記の石田からの返信を書いている最中に、石田が書いた質問文に誤りを見つけたので、これを訂正する e-mail も送った。これは、石田がうっかりしていた。

石田発, 校長あて, 2017年3月15日

石田の質問にも不備がありましたので、お詫びして訂正します。


Q10 の「非常識かつ破廉恥な」の部分は、石田の主観であって、前提とすべきではありませんでした。この部分は削除します。
この訂正のために、予めお伝えした期限を2017/3/18まで延期することを、石田から申し出ます。

Q10: このような非常識かつ破廉恥な文書を配布する団体に、学校施設の一部を占有させるなどの特権を校長が与えていることは、妥当だとお考えですか。


石田剛

 
 
 念のため書いておくと、「非常識かつ破廉恥な」という石田の意見は、まったく変えていない。アレは、まったくもって「非常識かつ破廉恥な文書」だ。

(たぶん続く)
石田剛 IshidaTsuyoshi

*1:e-mail の引用では冒頭の挨拶部分などはすべて省略した

*2:e-mail では実名で書いた。この教諭は 2015年度 以来、この校長の部下なので、そのほうがこの校長にとってはわかりやすいと考えた。公開するにあたっては名を伏せた。公開する必要が無いことだから。

*3:実際に校長に送った e-mail では誤って 2013年度 と書いてしまった。以下の引用箇所も、校長から届いた e-mail に引用されていた部分も含めて、すべて一貫して間違っていたが、公開する際に訂正した。

*4:この署名は、引用するにあたって石田が補った。他のメールには、こう署名があったので、このときに署名が無かったのは単純な手違いだったのだと理解した。