石田のヲモツタコト

書いてるのは 石田剛 です。

【重要】まずは「石田のヲモツタコト」の中の人と「その他の石田」の分離を読んでください。

Re: 子どもに持たせたお手紙について

 先に公開したおてがみ、「3年2組 PTA学級通信 の配布についてお願い - 石田のヲモツタコト」には、ずいぶん長いこと返事が無かった。が、数回のリマインド*1の後、ひと月ほど経ってから、なぜか紙のおてがみで、しかも 息子2(小3) 経由で、お返事*2を受け取った。おてがみの最後には、差出人として「本部一同」と書いてあった。

 そのお返事に曰く「メールだと内容がわかりかねます」とのこと。そのうえで「運営委員会の議題にしてはいかが?」との旨が書いてあった。

 それで、石田が 2014年6月5日 に返した e-mail がこれ。一字下がりを加え、些細な誤字の類を直したほかは全文。脚注は、このエントリにするときに補ったもの。

PTA本部のみなさま


 第3学年 学年代表 石田です。
 こんにちは。


 2014/6/2付け で頂いたお手紙に、「メールだと内容がわかりかねます」とありました。


 石田は、そのような難解なことを書いた覚えはありません。石田が書いた内容を理解するために必要な予備知識は、中学校の公民で習う程度のことしか無いはずです。再読の上、本部の方のご意見を、メールで伺えれば、石田が web に公開しますので、他の委員のみなさまにも閲覧可能になりますから、メールで意見交換することなんの不都合もないはずです。


 もし、本当に意味がわからないのであれば、その箇所を明示して、他の言葉で説明することを促したり、「ここは、こう解釈したが良いか」といった応答をする事で、意味をより明瞭に伝えることもできます。


 書いたことを読んで、意味がわからないのに、同じことを運営委員会で話せば意味がわかるなどということは、普通に考えてあり得ません。メールを読むなら辞書を引きながら読むことも、 PTA のあり様について公開されている公的な文書の類を参照しながら読むこともできます。そのようにするのが、より合理的です。そうしないのは、みなさんに石田の意見を読み取ろうとする意志が無いからです。そのような方々と顔を合わせて議論しても、時間を浪費するだけです。


 以上のことから、この場合においては「運営委員会で取り上げる」は良い解決策でないことは明らかです。引き続き、メールでのご回答をお待ちしております。そこで議論を尽くし、充分に論点を整理してから運営委員会で取り上げるのが、最善と考えます。


 わずかな回数しかなく、 1回 の時間も極めて短い運営委員会だけで十分な議論を尽くすのは、物理的に不可能です。運営委員会は、とても多くの方が、忙しい中で時間をやりくりして集まってくださっていること、本部のみなさんもご存知のはずです。そういう委員会で、いちから意見交換を始めるのは、極めて不経済であり、集まってくださったみなさんにとって、極めて迷惑なことです。委員会が済んだら、その足で出勤する方*3もいらっしゃること、本部のみなさんもご存知でいてください。

 まあ、中学校で習うことを理解していないおとなはたくさん居る。*4けど、小学校の校長と副校長が、この程度のことを理解していないなんて、すごくだめだと思うんだ。

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石田剛 IshidaTsuyoshi

*1:「しつこく返事を催促した」とはとうてい言い難い程度の回数。たぶん、 2-3回 だったはず。

*2:おてがみの内容は、まったくのプレーンテキストで表現してあるものだった。つまり、これを e-mail でなく、紙で送るべき理由はまったく無い。サインや、印鑑があったわけでもない。にもかかわらず、子どもにこれを届けさせたのは、つまり、子どもをパシリに使ったってことだ。本部役員の方には、別便の e-mail でその旨を伝えて、今後、石田の子どもに限らず、どの子に対しても、そのようなことを一切やらないようにお願いした。紙で送るのが合理的な場合はあるから、そういう場合は子どもに持たせても構わない旨も付記した。

*3:石田もそのひとりだな。

*4:小学校の 4年生 で習う、消防団のことをすっぱり忘れてるおとななんてザラに居る。まあ、これは、教えてる側の教員の多くも、理解はせずに教科書読んでるだけなんだからしかたない。

3年2組 PTA学級通信 の配布についてお願い

 2014年5月3日 朝、 PTA役員*1 の方に送ったおてがみ。石田以外の個人名を伏せ、一字下がりを加え、空白その他を少し補った*2ほかは全文。 *3

PTA本部 Oさん


 おはようございます。
 3年2組 学級代表の石田です。


 朝っぱらから、長文のメールをお送りすること、たいへん恐縮です。しかし、 PTA にとって、そうすべき程度には重要な事ですので、恐縮であることを圧してメールいたします。 Oさん がご迷惑であれば、石田から会長なり副会長なりに直接メールすること、石田としてはまったく差し支えありませんので、その旨ご指摘願います。その場合は、必要なメールアドレスを石田にお伝え願います。釈迦に説法かとは存じますが、その際は、そのメールアドレスをご利用のご本人の同意を得てお伝え頂けますようお願いします。もちろん石田は、そのメールアドレスの情報を適切に管理し、目的外に使用せず、外部に漏らすなどのことが無いよう、合理的な注意を尽くします。


 石田は、 3年2組 で PTA学級通信 を月イチ程度の不定期で配布しようと考えております。その旨、担任の D先生(仮名) にご相談したところ、 TK副校長先生(仮名) から「PTAの配布物を学校で配るには、 PTA会長 が同意した旨の印鑑が必要である」旨のご指摘を受けました。石田は、「PTA会長 に PTA学級通信 の配布を差し止めるような強権は無い」旨を述べましたところ、今度は「運営委員会の同意が必要」と主張されました。 Oさん はよくご存知のことでしょうが、運営委員会にもそのような強権はありません。これらの強権がもしあれば、それは会員個々の言論の自由を PTA会長 や 運営委員会 が制限しているということであり、会員個々が「民主主義を学び実践する場」であるべき PTA の理念に反することは明らかです。


 そういうわけですので、ぜひ本部の方から「そのような PTA会員 の自由を侵害する規則や慣行は 鶴一小PTA には無いし、もしあれば直ちに排除する」旨を、先生方にお伝え願います。


 別途、学校が PTA学級通信 の配布に協力するべきか否かにつきましても、先生からはご意見を頂いておりますが、これは PTA の問題ではありませんので、なにもなさらないで結構です。いちおう情報共有のために、先生から頂いたご意見と、それに対する石田の見解をお伝えしておきます。


 先生からは、石田からの求めに応じて配布に協力したら、他の PTA会員 からの求めにも応じる必要が生じるので、学校として不都合であるとのご意見を頂いております。しかし、既に PTA会長 からの文書の配布に協力している事実がある以上、「他の PTA会員 からの求めにも応じる必要」は既に生じており、したがって、石田による PTA学級通信 を排除すべき事情も既にありません。


 もちろんその文書が、法に触れるとか、個人のプライバシーを侵害する、またはそれらを教唆する内容であれば、学校はこの配布に協力するべきではありません。ちょうど、昨年度 PTA会長名 で配布された、 2014年度 の各学級の委員と係を決める方法について周知した文書は、これに当たりますね。この文書が PTA会長 の名前で発せられたこと、しかも学校がこれの配布に協力したこと、石田は いちPTA会員 として、また 鶴川第一小学校 に我が子を通わせている親として、たいへん残念に思っています。


 このメールの内容は、 PTA本部 のみなさんに限らず、どなたにでも任意に開示していただいて、まったく構いません。このメールに「 PTA本部 として全部に同意する」旨を付記して、学校に届ければ、もっともお手間がかからず、みなさんハッピーかと考えます。石田のメールアドレスをネットなどに晒すのは、しないとは思いますが、しないでくださいね。念のため。


 その PTA会長 の名前で発せられ、学校が配布した文書には「誰も立候補しない委員または係は、クジ引きで決める。クジに当たった者が『どうしてもできない理由』を(委員と係を決める保護者会の)主席者全員に開示し、全員が同意すれば、それを『免除』する」旨が書いてあった。どう考えてもダメだろ。前にも書いたが『免除』なんて、よく恥ずかしげもなく言えるもんだ。こんなときに使うのは日本語として間違ってる。

 プライバシー権についての理解が無いことは、まあ、これは割と難しいから、強くは非難しない。けど、校長と副校長が、この文書の配布に同意した事実があり、これは強く非難されるべきだ。石田は強く非難する。

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石田剛 IshidaTsuyoshi


 以下は、消えてしまったコメント欄を復旧したもの。投稿日時の降順に並べてある。

石田によるコメント 2014年6月8日

ええ、まったくそうしようとしてるんです。石田は 鶴一小PTA の 3年2組 の学級代表ですから、このエントリで言ってる「PTA学級通信」っては、「学級代表石田の学級通信」そのものです。そういう呼び名にすることにも何ら差し障りありません。それが「PTAのルールとして不可」って主張してるゆかいな方が、鶴一小の副校長の職をお務めなのです。こまったもんです。


(名無しさん)によるコメント 2014年6月8日

「学級代表石田の学級通信」として発行しちゃえばいいんじゃないの?


石田によるコメント 2014年6月8日

名無しさん
こんにちは。

たぶん、うっかり書き損ねただけだと思うのですが、名前を書く欄には名前を書いてください。

PTA学級通信 は、 PTA の名のもとに配布するではありませんよ。このことは、 PTA会長 が発する場合も同じで、 PTA会長 が同じ PTA の会員向けのお手紙を発する際、そのお手紙は PTA を代表する立場としての会長から発せられたのではなく、あくまで いち会員 である、 PTA会長 から発せられたものです。なぜならば、 PTA会長 には、その PTA の会員に対して、 PTA の代表として振る舞う権能は無いからです。この PTA学級通信 は 3年2組 の 学級代表、つまり石田の名で配布するのです。

そもそも、独立した会員の集合であって、上下関係や、指揮命令系統を持たない PTA が、いち会員の言動について責任を負うということは、原理的にあり得ません。

従いまして、「貴方とは主義主張の違う方にも等しく対応をせねばならない」ということも起こりません。なにもしないで良いのです。楽ちんでよいですよね。

「PTAから離れた部分で自由になさると良い」同意しません。仮にそうするべきなのであれば、 PTA そのものまたは、その一部が、独立した PTA会員 である石田の自由を侵している事になります。そんな PTA は子どもらのお手本にはならないし、むしろ害になります。そのような PTA は、まともな PTA に自ら変わるか、いっそ無くなってしまうのが、子どもらの利益になります。

石田は、石田の言動に反対する意見を述べる自由は、充分に尊重していますよ。名無しさんのご意見が、このコメント欄に表示され続けていることは、その証拠のひとつです。ただし、本来あってはならない強権を、 PTA会長 や 運営委員会(石田もその一員ですが) が行使しているなら、それは尊重はしません。しかし、石田が直接に実力でそれを妨げるような、無法なことはしませんし、現にしていません。

石田が、誰かの自由を侵害しているのであれば、具体的にご指摘願います。


(名無しさん)によるコメント 2014年6月8日

差し止める強権はないが、PTAの名のもとに配布されたものにはPTA側としては責任を負うことになる。
今回の内容は大して差し止めるべき内容ではないのかも知れないが、PTAが対応するのは貴方一人だけではない。貴方とは主義主張の違う方にも等しく対応をせねばならない。
今後を考えたうえで、その対応を迫られる可能性があるから容易に了承できないという考え方はできないのか。
貴方の自由は誰も止めることはできないならば、PTAから離れた部分で自由になさると良い。
貴方に自由があると同様に、他の人にも自由があり、それは貴方の行動に対して反対するという自由も含まれる。

*1:会則には「役員」としか書いていないようだが、役員の集合を「本部」と呼び、役員を「本部役員」と呼び、さらに本部役員を「本部」と略す慣行があるようだ。石田は、このような慣行があることに異議は無い。

*2:送る先がケータイだったので、送信したメールでは意図的に一字下がりを削り、なるべく改行しないようにしておいたのだ。

*3:本文中の "PTA" は、石田が意図するまでもなく入会した、特定の PTA を指している場合と、 PTA一般 を指す場合があるが、文脈を読めるかたならば、だいたい判別できるはず(たぶん)。この 『特定の PTA』 は、町田市立鶴川第一小学校に通う子どもらの保護者が入会している、 鶴川第一小学校PTA(以下、 鶴一小PTA と略す。) だ。

好きな blog を10個 ほど紹介します

 Up したエントリをぼーっと眺めてたら、スターが付いてて「あれ、この方はこないだもスター付けてたな」って気づいた。まあ、ぼーっとしてたし、つい魔が差したのかもしれない。うっかりスターをクリックして、その方の blog を表示した。

斗比主閲子の姑日記

 なにか不吉なものを感じながらも、最新のエントリ(当時)を読んでみた。読み終えて、「まー田舎を知らない方が、田舎にファンタジーを求めることはよくあるしね」とか思いつつ、ふとエントリの最後を見ると、こんな記事へのリンクが有る。

田舎よりネットのほうがワクワクする - 斗比主閲子の姑日記

 ふーん、って思いながら、やはり魔の物に憑かれていたのかこのリンクもクリックしてしまった。

【駄】好きなはてなブログを10個ほど紹介します【姑】 - 斗比主閲子の姑日記

 上からぼーっと読むともなく眺めていくと、なぜかそこに石田の名前があることに気づいた。「あれぇ」って思って、ちょっと上を読み返すと『このブログの【姑】カテゴリー的な匂いのするもの』って基準で選ばれたらしい。

 まあ、ここまで来てしまったからには『毒食らわば皿まで』って気持ちで、『【姑】カテゴリー』のエントリをいくつか読んだ。


 【姑】カテゴリー的な… 匂い…


 おかしい。『【姑】なんておそろしげなカテゴリーだが、じつわ、中身はさわやかで爽快な文章が綴られてる可能性も無いわけじゃない』って思ってたのだが、どうも違う。むしろ、唐辛子が目に染みるような文章のような気がしてくる…

 石田の綴る文章は、こんな初夏の風のようなさわやかなものたちばかりなのに。

 なにか腑に落ちないものを感じながらも、「【姑】のエントリは面白げだし、紹介されてた blog も面白げなのがあるな」とヲモツタ。


 というわけで、石田も好きな blog(っぽいもの) を 10個 ほど紹介します。一言紹介は省略。順番に意味はありません。

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石田剛 IshidaTsuyoshi

*1:TaKuさん のご指摘により追加。ご指摘ありがとうございました。

配布できなかった PTA学級通信

 小学校の PTA の学級代表を務めることになったので、さっそく PTA学級通信 を出すことにした。しかし、小学校は配布に協力してはくれなかった。

 副校長先生曰く「学校が PTA学級通信 を配布するには、PTA会長の許可が要る」のだそうだ。呆れた。そんな強権が PTA会長 にあるわけないだろ。

 石田は校長先生と副校長先生に下記の旨を述べて、「これは PTA が決めたルールによる問題ではなく、学校の責任で対処すべき問題だ」と指摘した。

  1. PTA会長に、学級代表が自分の名前と責任で発する PTA学級通信 の配布を、許可したり却下したりする権力は無い。
  2. PTA会長 の権力は、 PTA会員 に由来するものでなくてはならないが、個々の会員に他の会員が発する文書の配布を、許可したり却下したりする権力は無く、もともと存在しない権力を、会長に負託できるはずが無い。
  3. この権力は、学校が「PTA会長 の同意のない PTA学級通信 は配布しない」と決めたことによって、 PTA の外部から与えたものだ。

 しかし、先生方は「これは PTA内 の問題であって、学校の関与するところでない」と強弁するのみ。石田が指摘した内容に個々に反論するなど、道理を述べることはしないまま、ただひたすら強弁を繰り返した。これじゃ「話し合い」とは言えない。

 副校長先生は「PTA のルールに従って、起案すれば良いのでは?」などと、まったくの真顔で石田に向かって言い放つ。

 この方は、骨の髄まで「自らの権利と自由を主張しない臣民」の根性が染み付いてしまっているのか。本当に、石田に向かって「君も権利や自由を主張せず、臣民の身分に甘んじてはどうか?」と言っていることに、ご自分で気がつかないのか。それを一緒に聞いている校長先生は、このことに何も思うところが無いのか。心底情けない気分になった。


 そんで、配布できなかった PTA学級通信 がこれだ。

 *1

 良かったら、「なぜこれが配布できないのか」といった観点に限らず、どなたでも、どんな観点で(例えば「かわいい動物のイラストが、内容に不釣り合いでイタい*2」とか)でも、ダメ出しして頂けましたら幸いです。*3

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石田剛 IshidaTsuyoshi

*1:イラストはこちらの方のを使わせていただきました。
無料イラスト/春夏秋冬/イラストわんパグ

*2:決してイラストがイタいのでなく、あくまで石田が書いた文面のせいでって意味で。念のため。

*3:もっとも、かまって欲しいばっかりに、イタい発言を繰り返す 座敷わらし の方のコメントとかは、石田は読まないのですが

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差別が無いことにしたい人々

 先日来、 PTA に関連して起こった出来事について、小学校の校長先生と副校長先生そろってお話する機会が 2回 あった*1。そこで、 PTA を取り巻く「差別」の問題について*2お話した。

 まずは 小学校 PTA 委員の「新旧引継ぎ会」(前編) - 石田のヲモツタコト の件だ。石田から、下記の部分をお話した。

 今日(2014/4/22)は 小学校 PTA の新旧委員引き継ぎ会。石田は 新学級代表委員 として参加。ここで 学年代表 を決める。しょっぱなに 旧委員 の方から「できれば女性の方で」とお話がある。理由は、本部と連絡が密に必要とか、平日の昼間に緊急の連絡があるかもとか、時間の自由がある専業主婦の方が良いとか。

 引用元のエントリにも少し書いたが、石田は、これだけの情報で『差別だ』と断じるべきと考えている。

 1回目 の話し合いのとき、校長先生と副校長先生には、この話を聞き取ってこれがすべて事実だと仮定して、「差別」だと判断できるか訊ねたところ、副校長先生は「これだけの情報からは差別とは判断できない」と応えた。

 校長先生の方は、そういう判断をする以前に、「差別なんて恐ろしい言葉を使わないでほしい」と必死で主張する。小学校の校長先生が、そういう態度をとることにはちょっと驚いた。解同がやってた糾弾の記憶が強い方なのだろうか。とにかく「『差別』こわいこわい」という態度を強く示し、これが「差別」かどうかもわからないのだそうだ。

 2回目 の話し合いでは、校長先生と副校長先生でない、もうおひとりの先生に、同じ問いに答えてもらった。その先生からも、「これだけでは差別だと判断はできない」とのお話を頂いた。

 2回目 の話し合いの席で、石田から 3人 の先生方に、「この話を聞いて(または読んで)『差別だ』と判断しなかった方は、石田は 3人 しか知らない。ここに居らっしゃる 3人 の先生方だけです」とお話した。

 副校長先生からは、「差別かどうかは石田の主観であって、客観的に差別と言えるかは違う」などという、まったくなんにもわかってないのだということが直ちにわかる発言があった。

 「差別を識別する客観的な指標」なんてあるか。「この線からこっちが差別で、こっちは差別じゃない」なんて線が引けるものか。差別は、すべてそれを見聞きした方個人の主観で「差別」かどうか判断しているのだ。そして、多くの方が『差別だ』と断じるであろう出来事というのはいろいろあって、上に挙げた「できれば女性の方で」の話は、たぶんほとんどの方が『差別だ』と断じるであろう出来事だ。

 石田はリアルで会った方数人に、この話をして聞かせた、古くからの石田の友人もあれば、初対面の方もあり、みなさん直ちに『差別だ』と断じられた。ネットでの反応も、いくつか見つかったものを眺めたが、「差別ではない」という主張は見つからなかった。ネットでは、どうしても石田と意見が近い方の意見のほうが目につきやすいという事情はあるものの、これを『差別だと判断できない』って書く勇気のある方は、あまり多くはないだろう。*3

 ◆

 このお話が、どのように『差別だ』と言えるのか、こういう差別を排除していくには何が必要か、以下に石田の考えを述べる。異論や反論がある方は、ぜひともコメント欄ででも、メールででも、そのご意見を石田に伝えてほしい。

 「本部と連絡が密に必要」はまったく性別関係無い。「平日の昼間に緊急の連絡」に応じられるかどうかも、男女で決まることじゃない。現代の多様な働き方や生き方について考えれば、応じるのが容易な男性も、難しい女性もどっちも居る。「時間の自由がある専業主婦」の話も同様で、フルタイムで働いてたって、時間の自由がある方も居れば、日々の家事をこなすのに手一杯で、自由に時間のやりくりをするのが難しい専業主婦の方も居る。専業主婦が暇人だと言いたいなら間違いだ。そういう方ももちろん居るだろうが、そうでない方もたくさん居る。家庭の経営を一手に引き受け、これをアクティブに切り盛りしている、専業主婦のプロフェッショナルの方々*4に謝れ。

 上記の通り、 旧委員 の方が述べた理由は、まるで「できれば女性の方で」と言うべき理由になっていない。しかし、だから差別だと断じることができるのではない。そもそも PTA の委員をやるのに「女性のほうが良い」事情があり得るし、あって良いと考えていることこそが、この差別の根幹だ。

 そもそも小学校による公教育は、学校職員の方と、児童の保護者の方、地域の方々が協力して営むべきものだ。この「保護者」に、非常に多くの男性が居ることを知らない方など、滅多にいない*5だろう。なのに「女性でないと関与が難しい事情」があって良いと考えている事が、差別でないはずがないだろう。*6

 そして、その『差別』に気づかない、差別についての学びが不十分な方々や、『差別』を見て見ぬふりする方々こそが、差別を再生産し続け、持続させようとしている張本人*7であることを、もっと多くの方が理解する必要がある。差別といえば、「男女差別」「民族差別」「部落差別」といった、教科書で習った、新聞に載り、テレビで取り上げられる、自分とは遠い世界の話の出来事だと考えている方が、その考えの誤りに気づかなければ、差別は再生産され続ける。

 差別は、生活の現場のすぐそばにあって、ほとんどの場合に自分でない誰かを傷つけている。それに気づかない、または見て見ぬをふりをする自分自身が、差別する側の主体であることをもっと多くの方が理解すべきだ。

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石田剛 IshidaTsuyoshi

*1:もっとも、石田がその機会を望んだのではなく、 1回目(2014/4/25) は小学校にお手紙を届けに行ったら、そこで捕まって強引に会議室に連れ込まれたのだ。 2回目(2014/5/2) は、石田が準備中の PTA学級通信 の配布について相談し、配布しない場合はその理由を書面でもらう旨約束したのだが、「どうしても会って話したい、配布に協力するためには必要な話し合いだ」と言われて、しぶしぶ出向いて話したのだ。

*2:他にも同調圧力やいじめなど、いろいろ「PTA や小学校が子どものお手本」としてダメすぎる話をした。たぶん、また今度書くだろう。

*3:最近は自らレイシストであることを認めるような方々も目につくようになった。これは web っていう媒体によってバカが「見える化(笑)」され、今まで見えなかったものが見えるようになった結果なのだろう。これは、珍しいから目立つのであって、絶対数は少ないのだと石田は理解している。

*4:ex:パート始める前の石田の妻

*5:父親がいない子ども、父母ともに一緒に暮らすことができない子どもも居る。この事については、ここにほんのちょっとだけ書いた。
see: 小学校 PTA 委員の「新旧引継ぎ会」(後編) - 石田のヲモツタコト

*6:それとも「子どもの教育は母親が主体となるべきで、父親は関与しないか、せいぜい補助的な立場で居るべきだ」とでも言いたいのか。これがおかしいってことを理解できない方は、さすがにまれだろう。これがおかしくないって方がいらっしゃたら、ぜひこのエントリのコメント欄か石田宛のメールで、その旨を述べてくれ。「そんなことしたら激しいバッシングを受けることが明らかだから書けない」のであれば、それも上述の「まれ」であることの証左のひとつだ。

*7:当然、上述の 3人 の小学校教員の方は、その張本人の一部に間違いない。

小学校の先生方の仕事を減らしてください

 市役所あてにお手紙書いた。些細な誤字の類をなおし、石田の署名部分を削ったことを除いて全文。市のメールフォームから送信済み。

 町田市学校教育部 教育総務課 御中


 お世話になっております。
 野津田町に住んでいる、石田ともうします。


 以前、小学校での掛算の指導について伺った際、「そのようなことは学校と保護者が率直に話し合うべき」とのご回答をいただきました。石田も、ぜひそうすべきであり、このご回答は正論に間違いないと考えています。


 しかし、小学校の現場の先生方は、日常の業務が極めて多忙で、みなさん毎日とても遅くまで学校に残ってお仕事をされ、休日も出勤する状況が継続しています。そんな中でも先生方は、子どもらの安全や教育の質・内容をおろそかにするまいと、一所懸命に働いておられます。その結果、追い詰められ、疲弊しきっています。


 このような状況で「率直に話し合うべき」を実践してしまえば、ただでさえ忙しい先生方の仕事を増やし、より強く先生方を追い詰めることになり、現場の疲弊に拍車がかかることは、明らかと考えます。


 つまり「率直に話し合うべき」という理想は、現実においては物理的に不可能であり、現状においてはそれは「空理空論」と断じざるを得ません。どうやったって、 1日 は 24時間 しか無いし、率直に話し合うためには、相応の時間が必要なのです。


 この現状を、少しでも正論や理想の示す「率直に話し合うべき」に近づけるために、下記のことに、ぜひとも極めて高い優先順位をつけて取り組んでください。



 取り組んでほしいこと:


 (1) 学校現場の仕事を絶対に増やさない
 特に、石田がこのお願いをしたことにより、学校現場に仕事が生じるといった、本末転倒なことは、厳に避けてください。その他、学校現場の仕事を増やす事情が生じた時は、その仕事を教員がやらなくても済む方法を検討し、実施してください。


 (2) 学校現場の教員の仕事を減らす
 子どもらの安全や教育の質・内容をおろそかにしないために、削れない仕事がたくさんあることは理解しています。また、東京都教委や国からの指示により、やめられない仕事があることも承知しています。しかし、それらの中には、教員でなくともできる仕事が、非常にたくさんあることも、同時に理解してます。であれば、学校に配置する事務員の分掌を増やすことを検討し、その検討によって得た分掌を一覧にして、校長に提案するなどしていただければ、校長の仕事を増やすことなく、学校現場の教員の仕事を減らすことができます。


 必要であれば、事務員の増員も検討してください。そういうことは、できるとしても、来年度から実施することになる場合が、多々あろうかと存じます。しかし、ことは急を要します。先生方が過労死過労自殺含む)してからでは遅いのです。そこまでの大事にならなくとも、先生方のヒューマンエラーによって、子どもらの学ぶ権利が侵される確率は、多忙であるがゆえに極めて高くなっていることは明らかです。ヒューマンエラーを防ぐための取り組みが、なおいっそう先生方の仕事を増やしていることも、重視すべきです。


 (3) ボランティア・コーディネーターの分掌の拡大
 小学校の運営には、地域の方々や、保護者によるボランティアの仕事が、重要な役割を果たしています。現状、本来ならば ボランティア・コーディネーター の方がするべき仕事を、先生方や 小学校PTA の役員・委員がしている例が、極めてたくさんあります。


 そのため、先生方の仕事が直接増えていることはもちろんのこと、 小学校PTA の役員・委員が上記の仕事をすることによって、無用のトラブルを生じ、結果、それを収拾するために、また先生方の仕事が増える状況が生じています。


 これを解決するには、 PTA の仕組みを変えたり、保護者の方々に、そういうボランティがぜひ必要であることを、もっと多くの方に理解して貰う必要があります。これは、本来、保護者自身が主体となって取り組む課題です。だから、石田はその課題に主体的に取り組みます。できましたら、市教委の方々もそういう問題があることをご理解いただき、これを改善する方法を広報したり、この保護者による主体的な取り組みを阻害せず、促進する立場に立って振る舞っていただければ、たいへん助かります。


 上記について、いつまでに、だれが、なにを、どのようにして、どうするか、またはしないかを、簡単で結構ですので (1), (2), (3) それぞれについて、できれば e-mail で、それがダメなら文書で回答してください。


 この回答には時間を要するはずです。まずは、おおむねいつ頃までに回答できるかをご回答願います。


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石田剛 IshidaTsuyoshi

小学校 PTA 委員の「新旧引継ぎ会」(前編)に追加

 PTA 委員の「新旧引継ぎ会」(前編) - 石田のヲモツタコトの追加。

 このお話の一部だが、つぶやかなかったことを書いとく。

 その日、集まった委員は新旧ともにすべて女性(ちなみに本部役員も全員女性)。ということは、「できれば学年代表は女性の方が云々」は、石田専用に用意してた口上ということだ。差別しているという意識は無いのだろう。差別する側の方が、そうと自覚しないことはよくある。たぶん、ヒトは無意識に差別をする生き物なのだ。*1だからこそ、ヒトが『人間』として生きるなら、誰もが差別について学び、なぜそれがダメなのか、自分の頭で考え続ける必要がある。

 差別は、テレビや新聞の中のできごとじゃない。それは、日常のすぐそばにあって、ほとんどの場合、自分でない誰かを傷つけ続けている。

 単純に「差別語」を使わないようにしたり、既知の差別のスキームを避けているだけではまったくダメだ。差別について自分の頭で考えない者が、差別を再生産し続ける。

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石田剛 IshidaTsuyoshi

*1:科学的な裏付けがあるかは知らないが、ヒトの進化の過程で、差別する性質が生存や子孫を残す上で有利だった可能性は、おおいにあると石田は考えている。

小学校 PTA 委員の「新旧引継ぎ会」(後編)

 小学校 PTA 委員の「新旧引継ぎ会」(前編) - 石田のヲモツタコト の続き。

 会長とのメーリングリストの話が続く。

 会長曰く、「個人情報が漏れる危険がある」とのこと。まあ、これも事前の想定のとおりだ。石田は「みなさん大人なんですから、うまくやりますよ」と応えた。それでもその話にこだわろうとするので、ちょっと「PTA と小学校は、個人情報に関してはずぶずぶの関係ですよね?」と話を振ったが、素でなんの話かわからない様子だった。ので、その話はそれ以上しなかった。

 続けて会長曰く、『ここにいる 4人(第3学年の学級代表) で合意して使うのは構わないが、各学級で使ってはダメ』とのこと。これを聞いて石田は、『あぁ、この方は本当に「会長は偉くて、強い権限を持っているのだ」と、確信しているのだな』と思った。石田は『それは違う。本来 PTA は、会員がみな同じ権利と責任を共有している。なにより石田個人がメーリングリストのサービス使ってやってることなのだから、誰にも禁止される筋合いはない。各学級で使うかも自由だ』との旨を、精一杯の『おとな語』で述べた。

 その次に会長から出てきた言葉に、度肝を抜かれた。会長は鋭い目で石田を睨みつけ、鋭く冷たい口調で『今、ここで口論がしたいですか』と言い放った。石田は「口論」ではなく、「議論」のつもりだったし、意見を述べていただけだったが、単に『いいえ』とだけ応じて、会長は『では、やめましょう』と言って、その話は終わった。

 果たして会長は、自分が言ったことの意味を、自分で理解しているだろうか。これでは『お前の意見は聞かない。黙って私に従え』と言っているも同然だ。


 いろいろ、呆れたり、驚いたり、 小学校PTA は本当にワンダーランドだ。けど、誤解の無いように、念のため書いておこう。

 石田は、会長や本部の方とケンカする気は、まったく無い。むしろ、積極的に協力したいと考えている。今、本部の方々は、総会の準備に忙殺されているはずだ。今朝は、その一部について「内容はいじらずに、誤字や誤記のたぐいを直すくらいならできるから手伝いますよ」と、本部の 3学年 担当の方にメールしたが、「まにあってます」との事だった。*1

 石田は、次に会長に会うときも、いつも、誰にでもしているように、笑顔であいさつする。決してうわべだけのあいさつをするという意味ではなく、会長を人間として尊重する気持ちは、今も持ち続けているからだ。


 石田は最初に「クジで決める」という話を、 PTA会長 からのお手紙で読んだ時、即座に「それは、ダメすぎる」と判断した。けど、その時は「なら、俺が委員になって変えてやろう」などとは、これっぽっちも思ってなかった。せいぜい、こんなことつぶやいた程度のことだ。


 けど、委員を決める PTA学級会 に出席して、そこの重苦しい空気を吸っているうちに気が変わった。石田のすることが、 PTA の『強い慣性(または惰性)』と『同調圧力』に撃ち勝つかは、まったく見込みが立たないのだが、やれるだけのことをやってみよう。

 参考:
 「やりたくないことはやらない」は、ゴールではなくて出発点だ - 石田のヲモツタコト

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石田剛 IshidaTsuyoshi

*1:別途、会則にたびたび出てくる「父母」という文言を「保護者」に変えて欲しい旨も伝え、これは「検討する」との回答を得た。子どもらがすべて父母と一緒に暮らしてるなんてことはない。子の幸福のために、あえて一緒に住んでいない場合もあるだろう。石田にできることは少ないが、せめて「そういう子どもらのことも気にかけている大人が PTA に居る」ことは、知っていてほしい。

小学校 PTA 委員の「新旧引継ぎ会」(前編)

 小学校 PTA の新旧委員引き継ぎ会があり、石田は 新学級代表委員 として参加した。ここで 学年代表 を決める。しょっぱなに 旧委員 の方から「できれば女性の方で」とお話がある。理由は、本部と連絡が密に必要とか、平日の昼間に緊急の連絡があるかもとか、時間の自由がある専業主婦の方が良いとか。


 そんな理由を認めるわけにはいかない。


 専業主婦だって働いてるんだし、手を離せない時はある。石田は挙手して「良ければ私が学年代表やります」と発言。同じ学年の 学級代表 のみなさんからは異議は無い。しかし、旧委員の方は、あれこれやめとくべき理由を述べる。そうしてるうちに副会長がいらして、「男性の方は、一家の大黒柱として」とか言い出す。まあ、ジェンダーを他人に押し付ける方は、性別に関わらずいらっしゃることは知ってたから、そんなには驚かなかったが「一家の大黒柱」なんて、久々に聞いたよ。

 石田が「私は一家の大黒柱ではありません。我が家では、妻と私はまったく同じ権利と責任を共有しています」と言うと、「そんな話をここで押し付けないでください」だそうな。押し付けてるのがどっちかは明らかだろう。

 その後も少し、『引き受けたらどれだけたいへんかトーク』があったが、当然に石田は立候補を取り下げない。「大勢に連絡したりするのは、とてもたいへんだ」とのお話には、「いろいろくふうのしようがありますから」と応じた。最後には副会長から「責任持ってやってくれるなら…」って言われた。ずいぶんと無礼なことを言うものだ。さすがに呆れたが、心の広い石田は「もちろんです」としか言わなかった。


 で、結局、石田が学年代表をやることになった。同学年の学級代表どうしは、互いに連絡先を知っていないとすごく不便だ。というわけで、連絡先を交換することにした。石田は赤外線でさっさと交換しようと考えてたのだが、不慣れなこともあって、これが意外と手間取る。紙に書く方もいらっしゃったが、このメールアドレスがすごく長い。そこで、本当はここで出すつもりじゃなかったのだが、用意しておいたメーリングリストにお誘いした。簡単に仕組みを説明していると、今度は会長がいらして、それはなんの話かと問いかける。

 石田が会長に説明すると「そういうことをするなら事前に許可を得てください」ときた。やれやれ。まあ、こんなのはあらかじめ想定していた出来事だ。

 石田から「誰かに許可を得る必要のあることじゃない」旨を述べると、今度は「そういうことを、他の学級代表の方や、クラスの方に *強要* しないでください」ときた。これにはさすがに驚いた。呆れて開いた口が塞がらない。つい、こないだ、クジで当たった方に、委員になることを *強要* したのは誰だったのか。そういう自覚も無いとは、どういうことなのか。実際に、その場にいらっしゃった 学級代表 の方の中には、クジで当たった方もいらっしゃるのにだ。心の狭い石田は、つい「私は PTA と違って強要はしません」と言ってしまった。これは失言だった。クジで強要したのは、 PTA の総意としてやったことではないから、「あなたと違って」と言うべきだった。

 石田も、まだまだ修行が足りないな。

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石田剛 IshidaTsuyoshi

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2014/04/17追記 自分で考えて判断し、行動しよう!

2014/04/17 追記:
 先生から電話あり。多数の資料や情報から読み取ったことであり、特定の参考文献は無いとのこと。先生は続けて、「子どもらには大切なことだから、しっかり教えたいと思ってしていることですから…」と語尾を濁された。石田は「つまり、大事なことを教えるために、デタラメを言っても構わないとお考えですか?」と問い返したりはしなかった。
追記了


 先生から「学校のことを blog に書かないでほしい」って言われたので、もっと書くことにした。*1


 お世話になっております。
 息子1(小6) の父の剛です。


 先の保護者会で頂いた資料に、 6年生 のスローガンとして「★自分で考えて判断し、行動しよう!」とありましたね。とても重要な事であり、子どもらにそう教えること、とても素晴らしいことだと考えます。


 ところで、同じ資料にこんなことが書いてありました。

 最近の消費文化やマスコミ文化、受験戦争のあおり、生活環境の悪化など社会的な悪条件の影響を受けて、労働など苦労することをさけ、楽をしようとする、ものぐさを強め、自立の遅れも目立ってきています。


 日本語としてちょっとおかしいことは些事なので横に置きます。言いたいことはだいたいわかるのでオッケーです。もっとも、子どもらのお手本としては、あんまりオッケーじゃないですね。


 重要なことは、そのような主張をするには、どのような事実が観察されなければならないか、先生方が「自分で考えて判断」したかです。


 どなたがどのような根拠を元に判断されたのか、ご教示願います。


 おそらく、元ネタになった本などの参考文献があるはずです。それらの名前と著者も教えてください。先生方だけで回覧した資料であり、図書館や書店で手にはいらない資料でしたら、コピーをいただけるか、現物をお貸し出し願います。


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石田剛 IshidaTsuyoshi

*1:石田でない個人名を含んでいる宛名を削り、石田のメールアドレスを含む署名部分(手書きではない)を消したことを除いて全文。

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通学路の歩き方の指導について

 先生から「学校のことを blog に書かないでほしい」って言われたので、もっと書くことにした。*1

石田から小学校の先生に宛てた手紙

 お世話になっております。
 息子1(小6) の父の石田剛です。


 子どもらへの、通学路での振る舞いに関する指導について、ご提案があります。


 石田の妻によると、学校直近の通学路において、道幅いっぱいに広がって歩く子どもの集団が、とても多いとのことです。


 石田は、家ではたびたび子どもらに「横に広がって歩いてはいけない」と教えています。その理由についても、道路はみんなのものであり、ゆずりあって利用することが大前提であること、横に広がっていると、すれ違う人や追い越したい人、その他その道路を利用したいいろいろの人に、過大な迷惑をかけるということを話します。


 たぶん、小学校 6年生 の子どもらの大半は、こういった道理を理解する準備はできていると考えます。理解していながら、実行できていないだけの子どもも、たくさん居るかもしれません。であれば、最高学年になったことに特別な感慨を抱いている子どもらに、「ワレらぁが、下の子らぁに、教えてやれぇや」*2と促せば、とてもよい結果が得られるのではないかと愚考します。


 このようなことは、本来、各家庭での私教育で解決すべきことだと、石田は考えております。しかし、現にその成果が不十分である事実がありますので、先生方にお手数なお願いをすること、たいへん恐縮ですが、ご一考いただけましたら幸いです。

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石田剛 IshidaTsuyoshi

*1:石田でない個人名を含んでいる宛名を削り、石田のメールアドレスを含む署名部分(手書きではない)を消したことを除いて全文。

*2:ワレらぁ:you の複数形, 下の子らぁ:lower-grade student の複数

「睡眠のゴールデンタイム」はデタラメですよ

 先生から「学校のことを blog に書かないでほしい」って言われたので、もっと書くことにした。*1

石田から小学校の先生に宛てた手紙

 お世話になっております。
 息子1(小6) の父の剛です。


 保護者会の学年全体会で、先生のおひとりが「睡眠のゴールデンタイム」について言及されたことについて、お願いがあります。


 「睡眠のゴールデンタイム」はデタラメですよ。子どもらに十分な長さの睡眠が重要なのは、まったくそのとおりです。朝は、遅くとも 06:00 までに起きるようにすべきですから、夜は、遅くとも 22:00 までに寝るべきであることも、まったく異議無しです。しかし「睡眠のゴールデンタイム」に、信頼すべき科学的根拠はまったくありません。


 「睡眠のゴールデンタイム」については、厚生労働省が策定した 「【健康づくりのための睡眠指針2014 (平成26年3月)】(PDF:1,020KB)」(睡眠指針2014) の委員も務められた、日本大学医学部の内山真教授も、はっきり「そのようなことはない」とおっしゃっています。*2


 このようなデタラメを真に受けないためには、科学リテラシーとか情報リテラシーとか呼ぶスキルが重要です。まずは「睡眠のゴールデンタイム」のような新奇な主張については、科学的な裏付けの有無を確認*3し、その主張を同分野の他の専門家の方がどう評価しているかなどを調べれば、だいたいは見当がつきます。


 ネットには「これは信頼できる情報ですか?」と訊けば、「信頼すべきかどうか」と「なぜそう言えるか」を、親切に答えてくれる奇特な方々*4もいらっしゃいます。この、「なぜそう言えるか」は、極めて重要な事です。


 子どもらや保護者のみなさんに、子どもの睡眠の重要性を教えたいならば、あんなデタラメではない、良質な情報がたくさんあります。例えば上記の「睡眠指針2014」などはとても良いですね。


 睡眠の話に限らず、他の物事についても、子どもらに知識を与える側の先生方が、簡単にデタラメを真に受けていては、子どもらにデタラメを教える羽目になります。そんなデタラメを真に受けないでも、世の中には、信頼できる良質な情報はたくさんあるのですから、そういう物を活用なさってください。

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石田剛 IshidaTsuyoshi

*1:石田でない個人名を含む宛名を削り、石田のメールアドレスを含む署名部分(手書きではない)を消したことを除いて全文。

*2:2014/4/11 13:50-14:00 NHK総合 視点・論点 での発言です。石田は録画してます。

*3:科学的な裏付けに基づく主張であれば、必ず参考文献が示してあります。その参考文献の参考文献を追っていけば、必ず原著論文にたどり着きます。その論文が信頼できるかどうか見極めるのは容易ではありません。しかし、参考文献をたどることができない物は信頼すべきでないことだけ知っていれば、ほとんどのウソ情報をふるいにかけて捨てることができます。

*4:こことかお勧めです。水商売でないことでも訊いて良いことになってます。http://www.cml-office.org/bbs01/list.php

メール読めます(メール読めません)

 クライアントの問題により、しばらくメール読めなさそうです。
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石田剛

 問題はだいたい解決しました。メールが届けば読めます。
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石田剛 IshidaTsuyoshi

なぜ『いくつ分×ひとつ分』を誤答と判定すべきなのか

 小学校の副校長先生にお手紙書いた。*1

石田から小学校の副校長先生に宛てた手紙

 お世話になっております
 2-4 息子2 の父、石田剛です。例によって、以下、剛の一人称は「石田」で通します。


 先日は、夜遅くまでお時間を割いていただき、ありがとうございました。
 その中で、掛け算の順序については、改めて検討されるとのお話がありました。石田には、なぜ検討の余地があるのかわかりませんので、そこのところについてご教示願います。


 まず、これまでのお話をまとめてみます。

  1. 学習指導要領には「『いくつ分×ひとつ分』を誤答と判定せよ」とは書いていない。
  2. 掛け算の導入時に『ひとつ分×いくつ分』と教えることは構わない。
  3. 明瞭に「正しいこと」を「誤り」と教えるのは極めて害が大きい。

 先生方と石田で、上記 1. 2. は意見が一致しております。上記 3. は、一致しているか不明ですが、たぶん先生方にも異存は無いと考えています。これらに同意するか否か、個別かつ明示的にご回答をおねがいします。不同意である場合は、その理由も述べてください。


 石田は、上記の事情だけで、『いくつ分×ひとつ分』を誤答と判定するべきでないことは明らかと考えます。先生方が「他にも『いくつ分×ひとつ分』を誤答と判定するべき理由がある」とお考えであれば、必ずその根拠を添えてご提示願います。


 先にもお伝えしたとおり、 息子1 と 息子2 については、この問題は解決済みです。しかし石田には、他の多くの児童が、ひどく理不尽な目に遭うのを、看過したくないという気持ちもあります。それで、先生のお手をわずらわせることは恐縮ではありますが、お手紙を書かせていただいた次第です。これは、 息子2 の弟たちのためでもあります。


 2014年7月6日 追記:
 日時は忘れたが、しばらく前に小学校の廊下で副校長先生にお会いした際、『明瞭に「正しいこと」を「誤り」と教えるのは極めて害が大きい』にも同意する旨のお話を頂いた。このとき、『したがって、「いくつ分×ひとつ分」をバツにはしない』といったお話は無かった。

 2014年11月24日 追記:
 その後、「他にも『いくつ分×ひとつ分』を誤答と判定するべき理由と根拠」については、まったく応答が無い。

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石田剛 IshidaTsuyoshi

*1:石田以外の個人名を含む宛名部分を削り、石田のメールアドレスを含む署名部分を消した。算数の議論に関わりの無い、付け足しの部分を削った。

まあ「ばーか」なんて可愛いもんなんだけどね

 先生から「学校のことを blog に書かないでほしい」って言われたので、もっと書くことにした。

2013年11月 ごろ、 息子1(小5, 当時) の担任の先生に送った手紙。*1

 お世話になっております。
 息子1 の父、剛です。以下、剛の一人称は「石田」で通します。


 息子1 の算数のドリルに無記名で「ばーか」との落書きがあった件について、石田の行動と考えを述べます。ただし、その述べた内容にかかわらず、先生がどのように対処するかは、一切お任せします。先生から、石田の言動に異存があれば、ご指摘願います。


#01. 息子1 について
 石田は 息子1 に、下記のことを教えました。

  1. 不当な扱いに対しては、必ず抗う必要がある。
  2. 匿名で他人を侮辱するのは、極めて卑怯で矮小で愚劣で恥知らずな、極めてカッコ悪い行為なので、決して真似してはいけない。
  3. もし、誰が書いたのかわかれば、話し合って仲直りしても良いし、赦さず、以後親交を断ち切っても良い。すれ違っても、挨拶もしないし目も合わさないし、話もしない、まったく相手のことを無視することにして良い。それは教員や周りの子どもらなど、他人の求めに応じることなく、 息子1 自身の意志で決めねばならない。
  4. 可能なら、書いた者に有形力を行使して制裁を加えるべき。教員にばれないようにやっても、教員の目の前でやっても構わない。有形力を行使しない場合も、言葉で、例えば大勢の前で「こんな卑怯なことしてよく恥ずかしくないな」とか「弱い犬はよく吠えるって言うけど、犬はまだ吠えてる相手に自分の身を晒してるぶんマシだよな」などと言って、 息子1 が直接に制裁を加えなければならない。
  5. 書いた者が誰かわかって、その者に「他の子や先生にバラさないでほしい」と頼まれたら、拒否しなければならない。ただし、拒否した上でバラさないことにしても良い。バラすかどうかは、 息子1 が任意に決められる状態を保たねばならない。


#02. すべての児童について
 書いた者を含む児童全員に、下記のことを教えるべきと考えます。

  1. 匿名で他人を侮辱するのは、極めて卑怯で矮小で愚劣で恥知らずな、極めてカッコ悪い行為である。
  2. 書いた者は自ら名乗り出て、自らの名誉を回復すべき。教員だけに名乗り出るのも、クラスや学年全てや全校の児童にわかるように名乗り出るのも、 息子1 にだけわかるように名乗り出るのも、本人が回復すべき名誉の及ぶ範囲を、自ら考慮して決めれば良い。


#03. いじめに発展することへの危惧について
 これがきっかけで、 息子1 に対するいじめが起こるなら、ぜひ起こるべきと石田は考えます。


 教育の目的は「いじめを起こさないこと」ではありません。子どもらを含む文明の恩恵を享受しているすべての者が、いじめや差別がなぜ悪なのか、なぜ起こるのか、防ぐために何をすべきか、自分が加害者にならないためにどうすべきか、なぜ傍観することが加害者に加担することになるのか、自分が被害者になったときどう振る舞うべきか学ぶことこそ、教育の目的です。


 もし、いじめが起これば多くの子どもがこれらを学ぶ機会を得るでしょう。ただし、これを学ぶには、特にいじめについては*2、その集団に強い強制力か権威を持つ外部者、つまり先生や石田のような大人の介入が必要です。


 小さなきっかけでいじめが起こる土壌があるなら、その時点で教育は失敗もしくは未達成なのであり、現にいじめが起こったかどうかは重要ではありません。その土壌の有無を検証するにあたって、いじめが起こるかもしれないきっかけが生じるのは、むしろ好都合なことです。そういうきっかけの存在を大人が知っていればなおさらです。いじめが起こっていることを大人が気づくのは、とても難しいことですから。


#04. 背景
 思春期の子ども社会は、男子と女子で性質が多少異なるものの、極めて難しい綱渡りを強いられる、極めて厳しい社会です。その厳しさは大人の社会と比べて極めて大です。そういう社会で、誰もが自分を守りつつ、成長させなければならず、事前にも最中にもその準備を怠るべきでありません。 息子1 にとって、その準備を事前にできる時間は、もう極めて少なく、かつ準備は充分でありません。


 大人の社会にもいじめはあるし、さらに過酷な差別もあります。個人の自由や尊厳を害する制度や、害する個人や集団もあります。この現存する社会の問題を解決するためには、教育こそが最も重要です。過去、無知や愚かさや想像力の欠如が、いじめや差別を再生産し続けてきたし、今後も再生産し続けるでしょう。これを文明が克服するには、子どもを含む社会の成員すべてが、いじめや差別について学び続けるしか方法は無く、その営みが完成することは決してありません。


 息子1 が、その文明の担い手となるための訓練を、実地に経験する機会を得たこと、たいへん嬉しく思います。 息子1 は、これを学ばなければならないし、石田にはその学びを補助する義務があります。石田が負った、 息子1 を石田自身よりも、強く優しく賢くカッコ良い大人にする努力を尽くすべきとの義務を、石田は力のおよぶ限り果たします。


#05. 先生へのお願い
 現代の小学校教員の方が、本来の仕事である子どもと向き合い、学ばせるための仕事でない、事務作業や雑務の類のために、とてもお忙しい身であることはとても残念です。石田は、教員は教育に専念すべきであると考えており、そういう状況を作るべく、行政や社会に働きかけたいと考えています。


 しかし、現状は短時間で変わる見込みはありません。従いまして、 W先生 におかれましては、この件に過剰な労力を割くことなく、先生が成すべきことに優先順位をつけて、日々の業務をこなして頂けますようお願いいたします。あまり無理をして、健康を害するといったことが無いよう、気をつけてください。

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石田剛 IshidaTsuyoshi

*1:石田でない個人名を含む宛名部分を削り、 息子1 の名前を伏せ、石田のメールアドレスを消し、些細な誤字の類を直したことを除いて全文。読むなら「批判」と、「侮辱」や「罵倒」との峻別に、特に注意すべし。

*2:差別については、やや事情が異なりますが省きます。