池田信夫氏は、自身のブログでは自身に都合の良いコメントしか掲載しないのだと、石田は判断している。
参考:言動のイタさを見せて体を張って笑いを取りに行く人 - 石田のヲモツタコト
池田氏が自身のブログで強権を行使すること自体は、池田氏の自由だ。そんで、それを見た誰かがその言動をどう評価しようとも、評価する方の自由だ。
ところで、池田氏は自身のブログのコメント欄で、下のような宣言をしてる。
管理人より (池田信夫)
2008-01-31 13:45:29
批判があったら、ここにコメントしてください。上のコメントをみればわかるように、正当な批判であれば訂正します。私は日本のブログはほとんど読まないので、ブログで悪口を書いても、私にはわかりません。
天羽氏のサイトも、その後は見ていないので、何が書かれているのか知りません。大学から返事が来たら、こっちの対応を考えます。
なんで、池田氏が恣意的に強権を行使しているところで発言しなきゃならんのだ?
読まないのに、なんで「悪口」書かれてるって知ってるんだろう?*1
もしかして俺、釣られてる?
石田はコメントしただけでなく、「言動のイタさを見せて体を張って笑いを取りに行く人 - 石田のヲモツタコト」からトラックバックも送信してる。「Condensed Matter Research Group」にも、同時にトラックバックを送信し、こちらは無事に掲載されている。とゆーわけで、石田のふたつめのコメントが、受信されなかった可能性は考慮する必要は無いだろう。
石田がつけた、ふたつめのコメント(掲載されなかった)の内容は、下記の通り。
人身攻撃論法のつぎはわら人形論法ですか...
池田信夫さん
> では石田さんは、「クレームがあったら手段を問わ
> ず殺害しますのでそのつもりで」と書いてあるサイト
> にEメールを出した人が殺されたら、「仕方ない」と
> 思うんですか。
思いませんし、そんなこと石田は言ってないですね。
apj さんの「クレームは公開する」宣言は、「この件に関する議論は密談ではなく公開の場でしかしない」という宣言だと解釈すべきです。今回のケースでは、クレームの元になる物件は、全て公開された論説に関するものであるから、公開の場で議論することは妥当だと、石田は考えています。
池田さんが公開された論説を、『私信』を使った密談で収束させようとお考えであることはわかりました。石田は、このお考えは「公然と意見を述べる方」の態度として、好ましくないと考えます。公開された言論には、公開の場の言論で対抗するべきと考えます。
池田氏が仮に「論客」であれば、この石田の発言を池田氏が「正当な批判」とは評価せず、荒しの類だと評価したということだろう。
池田氏が「論客」ではなく、こういう芸をしているだけなら、石田のふたつめのコメントを掲載しないのはあたりまえだな。
石田は「正当な批判」があれば、それに反論すべきは反論し、異論があれば異論を述べ、認めるべきは認めるのが「論客」の態度だと考えている。
些細なことだが、「訂正」するのは誤記や計算間違いを指摘されたときであって、批判されたときじゃない。けど、これは些細なことなので、こんなことで揚げ足取るつもりは、石田には無い。ただ、気になったから書いただけ。
*1:石田は「悪口」言ってるつもりは無い。いちおうこれでも批判してるつもりだ。