息子2(小2) の算数の教科書をチェックしたら、いかにもかけ算の順番にこだわってそうなイヤーな感じがしたので、予め連絡帳で「『被乗数』と『乗数』は可換であって、学習指導要領もそれを当然の前提として書いてある。誤った指導書に盲従しないでください」との旨を連絡帳に書いた。
そしたら「教科書にのっとって学習を進めています」と回答があったので、「なら、交換則は使って良いことになる。教科書には交換則に反する記述は無い」と連絡帳に書くと、今度はケータイに電話がかかってきて「学習指導要領に書いてある」とのたまう。それはびっくりだ。
https://twitter.com/IshidaTsuyoshi/status/398419718790320128
連絡帳に「それはダメだよ」って書いたら、わざわざケータイに電話かけてきて「学習指導要領に書いてある」とのたまうので、どこに書いてあるのか教えてもらうことにした。#掛算
というわけで、どこに書いてあるか尋ねたら、こともあろーに『小学校学習指導要領解説』の『2 第2学年の内容』『A(3)乗法』を印刷した紙を添付して、「学校としましては、こちらの解説の記述にのっとって指導しております」と回答があった。
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2009/06/16/1234931_004_2.pdf
page 27 (左は PDF でのページ数。書面では page 87 にあたる。)
ア 乗法が用いられる場合とその意味
乗法は,一つ分の大きさが決まっているときに,その幾つ分かに当たる大きさを求める場合に用いられる。つまり,同じ数を何回も加える加法,すなわち累加の簡潔な表現として乗法による表現が用いられることになる。また,累加としての乗法の意味は,幾つ分といったのを何倍とみて,一つの大きさの何倍かに当たる大きさを求めることであるといえる。
この乗法九九には,単に表現として簡潔性があるばかりでなく,我が国で古くから伝統的に受け継がれている乗法九九の唱え方を記憶することによって,その結果を容易に求めることができるという特徴がある。
イ 乗法に関して成り立つ性質
「内容の取扱い」の(4)で「イについては,乗数が1ずつ増えるときの積の増え方や交換法則を取り扱うものとする」と示されているように,ここでは,乗法に関して乗数が1増えれば積は被乗数分だけ増えるという性質や,乗法についての交換法則について児童が自ら調べるように指導する
当然ながら『一つ分の大きさ』と『その幾つ分』の、どちらが被乗数で、どちらが乗数かなんて書いてるわけない。むしろ『乗法についての交換法則について児童が自ら調べるように指導する』とまで書いてる。
この教師はこれ読んで、その意味を自分の頭で考えただろうか?
ケータイに電話があった日に 息子2 が持って帰った答案がこのありさま。
https://twitter.com/IshidaTsuyoshi/status/398418211755929600
しかたないので 息子2 には、こう教えといた。
https://twitter.com/IshidaTsuyoshi/status/398420664085774336
息子2 には「先生も間違えることがあるんだよ。けど、それでも先生の話すことはよく聴かなければいけない。間違える先生も、ダメな先生ではないんだよ」と教えた。
おまけ。
https://twitter.com/IshidaTsuyoshi/status/390966230628044800
「子どもが1列に並んでいます。たけしさんの前に9人、後ろに4人います。みんなで何人いますか。」しき 9+4+1=14 △ だそうな。意味わからん。

